国土交通省はこのほど、「低排出ガス認定実施要領」の改正案を公表した。2005年から導入される新長期規制に基準を合わせ、50%低減、75%低減の2段階で低排出ガス車を認定する。
スウェーデンのボルボ社は、欧州新車評価機関ユーロNCAPによるSUV衝突安全テストで、ボルボ『XC90』が最高スコア5ツ星を獲得したと発表した。
JAFは3日、「チャイルドシート使用率状況調査」結果を公表した。全国102地点で1万3050人の子供を調べたところ、法規制の対象となる6歳未満のチャイルドシート使用率は51.7%と、昨年調査より0.7%低下していることがわかった。
ヤマハ発動機が世界で初めて開発した2輪車用の燃料電池システムに、トヨタ自動車の技術が採用されたことが3日明らかになった。システムの心臓部である燃料電池スタックの生産をトヨタに委託したもので、資本提携関係にある両社が最先端技術で手を結んだ。
ヨーロッパ各国の交通関連当局などによって構成されるユーロNCAP(European New Car Assessment Programme)は、6月26日、最新の衝突安全性評価を発表した。今回発表されたのは18車種で、6車種が乗員保護において最高評価の五つ星を獲得した。いずれの車種もユーロNCAPが推奨するシートベルト装着警告装置を搭載している。
三菱自動車は1日、『デリカ』など4車種に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。94年5月から97年3月までに生産されたデリカ、『チャレンジャー』の7889台は、製造工程で燃料噴射ポンプの進角制御レバーに亀裂が入っているものがあり、レバーが折れてエンジン回転が上昇するおそれ。
東京都の自動車公害対策部計画は30日、トヨタ自動車のディーゼル乗用車『アベンシス』を使って2002年3月から03年3月まで1年間実施した、都内の走行試験の結果を発表した。都内の渋滞の多い交通環境下で、合計1万km走行した結果、2005年からの新長期排出ガス規制をクリアする排ガス性能が確認できたという。
日野自動車は、27日付けで、パワートレーンR&D部のHV開発室と商品企画部の次世代低公害車開発グループを統合、HV・FC開発部を新設すると発表した。
イギリスの公共政策研究機関IPPR(Institute for Public Policy)は、現在イギリス政府が実施している液化石油ガス(LPG)への減税は、炭酸ガスの削減にほとんど効果が無く、予算の無駄遣いである、とするレポートを発表した。
最近行われた人々の移動方法調査によると、カリフォルニア州では1万人以上の市民がダイムラークライスラー社のグローバル・エレクトリック・モーターカー(GEM)を利用している、という。この小型電気自動車は、ネイバーフッド・エレクトリック・ビークル(NEV)とも呼ばれるもので、ゴルフカートのような形をした通常2人乗りのクルマだ。