石油情報センターがまとめた全国のガソリンスタンドの小売価格調査によると、レギュラーガソリンは19日現在、全国平均で1リッター=103円となり、2カ月ぶりに下落した。
プジョー・ジャポンは22日、『306』シリーズ、約1700台の助手席エアバッグに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。98年7月から99年1月までに輸入した306『スタイル』、『カシミール/XSI』、『S16』、『カブリオレ』、『ブレーク』の6車種1686台が対象。
今年の初めからアメリカではSUVが危険か否か、という論議が盛んだが、NHTSAが発表した最新のクラッシュテスト結果では、やはりSUVの安全性には疑問が残る、という印象だ。5つ星が最高のレーティングで、「もっとも安全」と位置付けられた車種でさえ星3つというさんざんな結果。
マツダは、排ガス中の粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)を大幅に低減する技術を採用したクリーンなディーゼルエンジンを開発したと発表した。このエンジンを小型商用車のボンゴバンに搭載、実用化に向けた検証のため、モニター走行を22日から開始した。
国土交通省は21日、2002年度下半期(2002年3月−2003年3月)の低公害車登録台数(軽自動車のぞく)が約135万台となり、新規登録全体の57%を占めたと発表した。2002年度通算では242万台と、前年度から6割も増えた。低公害車(3ツ星車など)の税金を軽減するグリーン化税制の影響が大きいと思われる。
日本自動車工業会は20日、国立環境研究所と共同で、自動車排出ガスを原因とするナノ粒子の生体影響に関する研究を共同で実施すると発表した。これまで研究が及ばなかった超微粒子が生体に及ぼす影響を研究し、今後の自動車排ガス対策に生かす。
ダイムラー・クライスラー日本は20日、96年8月から今年3月までに輸入したクライスラー『ボイジャー』『グランドボイジャー』、8762台に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。ただ、その内容は、「電動格納式ミラーの格納時におけるドア開閉に関する注意ラベルが側面ガラスの後端下部に貼付されているため、運転者の視界を妨げるおそれがある」というもの。
トヨタ自動車は20日、『クラウン』、『マークII』など72万台あまりのステアリングギアボックスに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。95年3月から99年2月までに生産されたクラウン、マークII、『クレスタ』、『チェイサー』の合わせて72万4419台。
トヨタ自動車は、昨年12月に日米で6台リース販売した燃料電池車『FCHV』の1台に燃料である水素が漏れる不具合が発生したため、全車両を回収して原因の究明などを行うことにした。燃料漏れが見つかったのは環境庁に納めた車両で、15日にタンクの口金のシール部分から異音が発生し、判明したという。
このほか、会場ではトヨタら大手5メーカーが自社の技術を披露した。印象としては、衝突を事前に察知し、シートベルトのたるみをとったり、ブレーキアシストを行う『プリクラッシュセーフティー』がウリのようだ。