『第18回自動車安全技術国際会議(ESV会議)』が19日、名古屋国際会議場で開幕した。会議には米運輸省や日本の国土交通省ら、自動車安全対策を担当する日米欧の政府高官のほか、自動車メーカー担当者や研究者らが顔をそろえた。会議は4日間を予定。
三菱自動車は、19日から22日まで、名古屋国際会議場で開催される第18回自動車安全技術国際会議(ESV2003)に先進の安全技術を搭載した『コルト安全実験車』を出展すると発表した。
国土交通省は、ディーゼルトラックの使用過程車に対する排ガス規制の強化を正式に発表した。現行より細かい黒煙を測定できる光透過式の黒煙測定器(オパシメーター)やシャシーダイナモを車検場に導入。検査項目も現行の黒煙のみから、窒素酸化物や粒子状物質などへ広げる考えだ。
ゼネラルモーターズ(GM)は、米国北東部で開催している「Tour de Sol」(グレート・アメリカン・グリーン・トランスポーテーション・フェスティバル)に排気ガス低減と燃費改善を両立したハイブリッド自動車と燃料電池車を展示した。
フォルクスワーゲングループジャパンは12日、フォルクスワーゲンとシェルが、天然ガスを液体化して得られる合成燃料、GTL(ガス・トゥ・リキッド)を使い、共同で車両走行テストを実施する、と発表した。ディーゼルエンジンにそのまま使えるとともに排出ガスの大幅低減も可能という。
「この車重で走りの楽しさを感じるためには、1.5リットルとトルコンATが必要でした。私としてはもっと大きなエンジンを積みたかったくらいです(笑)」と説明するのは、開発をとりまとめた第2開発センターの多田哲哉主査。
ダイムラークライスラーは、初めての燃料電池バスをスペインのマドリッド市に納入すると発表した。燃料電池バスによる世界初の営業運転が開始される。マドリッドで行われた国際公共交通連合世界会議で、メルセデスベンツ・シターロ燃料電池市内路線バスの第1号車が、ダイムラーからマドリッド市長に引き渡された。
GM(ゼネラルモーターズ)は、米国ワシントンD.Cを中心とした燃料電池自動車の実証実験プログラムをスタートさせたと発表した。実験は当初2年間の計画で実施し、米国議会関係者、政府当局者、環境保護団体などを対象に、最高1万回に上る燃料電池車の試乗機会を提供するもの。
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『第18回自動車安全技術国際会議』(ESV会議)が5月19日−22日、愛知の名古屋国際会議場で開かれる。米国運輸省の呼びかけで始まった、世界で唯一の自動車安全に関する国際会議で、世界各国から自動車のエンジニアや担当官庁の職員、大学関係者などが参加する。