NHTSAは24日、2007年からライトトラック(スポーツ・ユーティリティ、ピックアップ、ミニバンなどを含む)のタイヤも乗用車に使われるものと同じ安全基準を満たす必要があると義務付けることを発表した。
日産自動車は、同社の追浜工場内の廃棄物処理焼却炉を一部改造し、使用済み自動車のシュレッダーダスト(破砕残し)の再資源化を2003年秋から開始すると発表した。自動車メーカーが自社工場内の既設炉を利用してシュレッダーダストの処理を行うのは世界でも初めて。
東京、神奈川、千葉、埼玉の8都県市首脳会議は、国土交通省に対して、DPF(ディーゼル微粒子除去装置)購入補助制度の継続を求める要望書を提出した。国土交通省は、今年度予算でDPF補助制度を創設したが、予算を上回る補助申請がすでにあり、11日に募集を締め切った。
ヤマハ発動機は24日、2003年版の環境報告書を発行した。地球温暖化防止のため取り組んでいる二酸化炭素排出削減は、売上高の増加に省エネが追いつかず、目標を達成できなかった。
富士重工業(スバル)は、2002年度の環境保全に係わる活動実績をまとめた「2003環境報告書」を発行した。環境報告書は商品の開発から調達、生産、使用、廃棄にいたる環境負荷低減活動の状況をまとめた年次報告書で、2000年から毎年発行している。
ダイムラークライスラー日本は24日、クライスラーブランドの大型セダン『300M』の運転席に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。99年1月から2001年10月までに輸入された99〜2001年モデル、181台が対象。
国土交通省は23日、先進安全自動車(ASV)の普及に向けた『運転支援技術について安全上留意すべき事項の確認』を公表し、パブリックコメントの募集を始めた。
SUVは安全か、という議論が続いているアメリカで、保険会社機構(IIHS)によるクラッシュテストの結果が発表された。今回対象となったのは小型、中型SUV12モデルだが、「合格」とされたのはスバル『フォレスター』、フォード『エスケープ』の2モデルのみ。
ホンダは20日、6月の環境月間に合わせて、6月25日から7月1日までの1週間、東京・青山の本社ショールームで「Honda環境フェア」を開催すると発表し、燃料電池車『FCX』や『シビック・ハイブリッド』などの車両展示や技術展示を通じて、ホンダの環境保全への取り組みを紹介する。
ホンダは20日、「環境年次レポート2003」を公表した。2002年度は、四輪車の排ガス性能を、平成12年排ガス規制値の50%低減とする目標を全車で達成するなど、商品・生産にわたり環境対応を進めた。