ヤマハ発動機は17日、世界で初めて試作した燃料電池スクーターの燃料電池スタックについて、バッテリー大手のYUASAと共同開発を進めていることを明らかにした。今年度中にも始める予定の公道試験などを通じ、両社で技術改良に取り組む。
NHTSAは、新しい安全基準を採用した最新のロールオーバー、サイドクラッシュのテスト結果を発表した。クルマの重心などを数学的に計算する方式が初めて取り入れられた横転テストでは、NHTSAがこれまでテストした52モデルのうち5つ星に価する、とされたのはわずか17モデル。
日本GM(ゼネラルモーターズ)は、米国GMの子会社ACデルコが開発した「R12」フロンガス仕様のカーエアコン用代替フロンガス「REF-12Plus」を自動車ディーラー、整備工場向けに販売すると発表した。価格はオープン。
国土交通省は15日、先月募集を打ち切ったディーゼルトラックのDPF補助金を8億円積み増す方針を明らかにした。DPF補助は今年度分として40億円の予算を確保したものの、トラック業者からの申請が殺到して2カ月で募集を打ち切り、トラック業者や自治体から追加要望を求める声が高まっていた。
ホンダは、燃料電池自動車ホンダ『FCX』を民間企業に販売する。ホンダが民間企業に燃料電池自動車を販売するのは初めて。15日に東京臨海新都心の有明水素ステーションで納車式を行う。
トヨタレンタリース東京は11日、アイドリングストップ車10台を導入し、11日から、都内と成田空港の全91店舗で順次、レンタルを開始する、と発表した。アイドリングストップ車は、『ヴィッツ1.3Uインテリジェントパッケージ』。一時停止中にアイドリングを自動的にストップする機能を備えている。
日本ゼネラルモーターズと三井物産は11日、シボレー『アストロ』、『スタークラフト』などシボレー車5車種に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
三菱自動車工業は10日、「環境報告書2003」をまとめ、インターネットのホームページで公開した。それによると、02年度は、『コルト』、『ランサーカーゴ』で国土交通省の「超-低排出ガス車」認定を取得。この結果、「良-低排出ガス車」「優-低排出ガス車」を含む、低排出ガス車の販売割合は、ガソリン車全体の80%に達し、前年の43%を大きく上回った。
トヨタと日野自動車が共同で開発した、低公害トラック(最大積載量3トン)が10日に国土交通大臣認定を受け、1年間の公道走行試験に入る。
日本自動車整備推進連絡協議会は、同議会設立を記念して「燃料電池・水素エネルギー」についての講演会を開催すると発表した。講演については、平田賢氏と金谷年展氏が行なう予定だ。