トヨタ自動車は22日、燃料タンクに不具合が発生していたため納入を延期していた燃料電池車『FCHV』合計6台を東京ガスなどエネルギー関連の民間企業4社と、愛知県および名古屋市に納車した。これでトヨタの燃料電池車の販売(リース)は、日米で合計12台となった。
富士重工業は、天然ガス(CNG)車のスバル『レガシィB4 CNG』を埼玉県石油業協同組合に貸与し、同組合が天然ガス車による日本一周チャレンジ「天然ガス自動車全国横断プロジェクト」に協力すると発表した。
三菱自動車工業は19日から24日まで「四国EVウィーク2003」に『エクリプスEV』(プロトタイプ)で参加し、その模様をインターネットを通じて公開している。「四国EVウィーク」はEV普及を図る四国大学関係者により毎年開催され、今年で6回目となる。
デンソーは、2002年度の環境社会活動をまとめた「環境社会報告書2003」を発行した。今回で5回目となる報告書では、環境活動に加えてコンプライアンス(法令遵守)、社会貢献、従業員の雇用環境など、社会性に関する掲載内容を増やし、タイトルも環境社会報告書とした。
ホンダは21日、『アコード』、『アコードワゴン』のブローバイガス還元装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。昨年10月から今年5月までに生産された2万9494台が対象。
トヨタはアメリカで、2004年モデルの新型『シエナ』ミニバン、3万4437台のリコールを発表した。このミニバンはインディアナ州の工場で生産されたものだが、燃料タンクに問題があり、NHTSA(道路交通安全局)が行ったクラッシュテストでダメージが「非常に大きい」と評価された。
アメリカの「キッズ・アンド・カーズ」、「コンシューマー・フェデレーション」という2つの消費者団体が、NHTSA(道路交通安全局)に対し、クルマのパワーウィンドウの安全設計を義務付けるよう求める意見書を提出した。
トヨタグループと経済産業省、東京都、国土交通省は20日、燃料電池バスを都内で試験的に営業運行させると発表。28日から、東京都八重洲口〜東京テレポート(お台場)間、門前仲町駅〜東京テレポート間の2系統で運行する。
トヨタ自動車は20日、岐阜県白川村馬狩(まがり)地区の社有地で計画を進めていた 「トヨタ白川郷自然学校」の起工式を現地で行った。同地は、世界遺産にも登録されている合掌集落があり、恵まれた自然環境のなかで青少年への体験型環境教育を行う施設とする。
オリックスレンタカーは、アイドリングストップ車をレンタルしてアンケートに回答した利用者のレンタカー料金を割り引く「アイドリングストップ体験キャンペーン」を開始した。都内の8店舗で来年3月末まで実施する。