ホンダ、タイの全二輪車に電子燃料噴射装置を搭載へ

エコカー 燃費

ホンダは、タイの二輪車販売の合弁会社エー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッドが2009年末までに電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」をタイの全二輪車に搭載すると発表した。

PGM-FIは、状況に合わせ燃料の噴射を電子制御することで、燃費向上と排出ガスのクリーン化に寄与する装置。

同社ではタイで、PGM-FIを搭載し、導入が予定されている第6次エミッション規制値に適合し、従来のエンジンに比べ最大15%の燃費向上と出力向上を両立した新エンジンを搭載した新モデルの投入を今年中に予定している。

このニューモデルは、タイの二輪車で初めて、E20(エタノール混合率20%のガソリン)にも対応する。

ホンダは、1967年にタイでの二輪車生産を開始し、2007年9月末にタイでの二輪車生産累計1500万台を達成した。2003年8月にはタイで初めてとなるPGM-FI搭載モデルの販売を開始している。タイ二輪車市場で環境性能の高いPGM-FIを全車種に搭載することで、環境負荷低減への取り組みを強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集