三菱自動車は22日、『i』(アイ)の自動変速機に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。今年の1月から4月に生産された1万1610台が対象。自動変速機のパーキング機構の作動レバー加工が不適切なため、パーキング位置へ操作した際にパーキングポールとパーキングギヤのかみ合いが不十分なものがある。そのため坂道などに駐車して駐車ブレーキをかけ忘れた場合、ギヤに大きな力がかかり、最悪の場合は車両が動き出す恐れがある。