石油元売りの大手各社が、4月のガソリンなどの石油製品の卸価格を3月と同じ水準で据え置く方針なのが明らかになった。原油価格はイラク情勢で乱高下を続けているが、当面は高値のまま据え置かれる模様だ。
4月1日から全国の石油元売り系SSで低硫黄軽油の販売が始まった。酸化触媒やフィルターの性能を劣化させる硫黄分を、従来の500ppm(0.05%)から50ppm(0.005%)に減らしたもの。
資源エネルギー庁は、2003年度−2007年度までの石油製品需要見通しをまとめた。それによると、ガソリン需要は微増傾向、軽油需要は減少傾向になるという。
三菱ふそうトラック・バスは、七都県市低公害車指定制度・東京都条例、「LEV-6」制度などの各種指定制度に適合した低公害車の累計生産台数が400台を突破したと発表した。
国土交通省は、平成15年(2003年)度の『低公害車普及促進対策費補助金交付要綱』をまとめた。
国土交通省は31日、大型トラック・バス(車両総重量2.5トン超)の燃費評価方法をまとめた。車体が大きく、シャシーダイナモに載りづらいことや、架装によって車種が非常に多いことなどを配慮し、3.5トン超の車両についてはコンピューター上で車両を仮想走行させて燃費を割り出す手法を初めて採用した。
国土交通省は28日、『燃費の良いガソリン乗用車ベスト10』を公表した。小型車ではホンダ『インサイト』、トヨタ『プリウス』などハイブリッド車が上位を独占。軽自動車ではダイハツ『ミラ』が昨年のトップであるスズキ『アルト』を抜いて1位になった。
ヤマト運輸は、大型CNG(圧縮天然ガス)車をテスト導入した、と発表した。環境対策の一環として、導入拡大を検討していく。テスト導入したのは東京・隅田川コンテナ支店で、今後、実際の業務にテスト使用した上で、導入数を増やしていく方針。
アメリカではIIHS(保険会社が作る自動車安全のための協会)による新しいサイドクラッシュテストの結果が来月に発表される。これについて各自動車メーカーは非常に神経質になっている。
環境省は、大気汚染防止法に基づく『自動車排出ガスの量の許容限度』を一部改正して公示した。2005年から適用される“新長期規制”に対応するもの。大型トラックは現行値に比べPMで85%、NOxで41%の低減となるほか、排ガスの測定モードも変えられ、より使用の実態に近いものとなる。