経済産業省所管の外郭団体、省エネルギーセンターは、アイドリングストップ車の購入費用助成制度を今年度からスタートさせた。『ヴィッツ』や『ミラ』などアイドリングストップ機構付き車が対象(ハイブリッド車をのぞく)。ベース車との差額の半分、上限3万円を目安に補助する。今年度は1万台の補助枠を予定している。
国土交通省が、ディーゼルトラックの使用過程車に対する排ガス規制強化を検討していることが8日、明らかになった。シャシーダイナモを使った新しい試験方法を開発し、規制項目も現状の黒煙のみからNOxやPMなどへ広げるという。今年中にシャシーダイナモを一部の車検場に試験導入し、試験方法や規制値を決めて数年以内の導入を目指す。
ヤマト運輸は8日、今年度の低公害車導入計画を公表した。今年はLPG車637台、CNG車26台の合わせて663台を予定。自動車各社が開発中のハイブリッド車が市販されれば、導入を検討する。
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドはこのほど、フェラーリ『550マラネロ』などに不具合があるとして国土交通省へリコールを届け出た。
日本GMは8日、シボレー、サーブに不具合があるとして国土交通省へリコールを届け出た。昨年1月から5月に輸入したシボレー『トレイルブレイザー』、717台は燃料が漏れるおそれ。また、94年11月〜96年11月に輸入したサーブ『900』160台はエアバッグが突然展開するおそれがあるという。
ボルボが好んで使う技術にライトプレッシャーターボがある。過給圧を低く設定することで、小さく軽いタービンを使って自然なレスポンスと低回転域から有効なトルクを発生するというコンセプトだ。
『XC90』には、世界初の装備「スモッグイーター」が搭載されている。ボルボならではのこの装備は、ラジエーターを通過した有害なオゾン(O3)を、酸素(O2)に変換するというもの。
スズキは24日、『Kei』とマツダ『ラピュタ』の前席シートに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。今年3−4月に生産された219台が対象。運転席及び助手席シートに組み込まれているヘッドレストブラケットとシートバックフレーム部の溶接強度が不足しており、追突などの衝撃を受けた場合、溶接部が破損して乗員に傷害を与えるおそれ。
フォードはニューヨーク・オートショーでハイブリッドバージョンの『エクスプローラー』を発表し、燃費向上への姿勢を見せた。しかし、3年前フォードは「2005年までにSUVの平均燃費を25%カットしてみせる」と豪語していたが、現実は厳しいようだ。
トヨタ自動車は、一般ドライバー対象の安全運転実技講習会「トヨタ・ドライバーコミュニケーション」の2003年度開催のスケジュールを発表した。これは交通事故低減を目的にトヨタが独自のプログラムとして1987年以降開催しているもので、今年で17年目になる。