京セラ、一般社有車を全てハイブリッドに…杉1万5000本

エコカー 燃費

京セラは、地球温暖化防止対策の一環として、一般のガソリン車と比べて燃料消費効率が高いハイブリッド車を、2008年から一般社有車として本格的に導入すると発表した。

同社はこれまで、低燃費車の導入や公共交通機関の利用、アイドリングストップなどを推進してきた。今回のハイブリッド車の本格導入によって、温室効果ガス排出量の削減および車両燃料の削減など、環境保護活動への取り組みを一層強化するとしている。

ハイブリッド車導入対象車は現在、営業活動や工場間の移動などで使用している一般社有車。一般社有車は現在194台あり、このうち15台はすでにハイブリッド車を使用しているため、それ以外の一般社有車179台を順次、全てハイブリッド車に変更する予定だ。

ハイブリッド車を導入することで、一般社有車の切り替え完了時には、CO2排出量で年間204トンCO2の削減、車両燃料で年間88キロリットルの削減できる。削減率は車両燃料、CO2排出量ともに43.8%になる見込みで、CO2削減量は杉の木のCO2吸収量に換算すると1万4571本分に相当する。

《レスポンス編集部》

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