スズキの新型「DR-Z」がついに発売! 400ccで約120万円は「高い?」「安い?」、SNSでは価格に注目集まる

スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)
  • スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)
  • スズキ DR-Z4S
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  • スズキ DR-Z4S(大阪モーターサイクルショー2025)
  • スズキ DR-Z4SM(大阪モーターサイクルショー2025)
  • スズキ『DR-Z4SM』(手前)と『DR-Z4S』(奥)
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スズキは待望のデュアルパーパスモデルの新型『DR-Z4S』とスーパーモトモデルの新型『DR-Z4SM』を、10月8日に発売する。SNSでは「119万9000円」と発表された価格に注目が集まり、「ほぼ120万やで鼻血でるで」「確かに高価だけど間違いなくいいバイク」さまざまなコメントで賑わっている。

【画像】スズキの新型400ccバイク『DR-Z4S』と『DR-Z4SM』

DR-Z4SとDR-Z4SMは、2024年のミラノショーで初公開。日本では今年3月の大阪、東京モーターサイクルショーなどでお披露目となっていた。2000年代に人気を博した『DR-Z400S』を源流に持つデュアルパーパスとスーパーモトで、現在は少なくなった400ccクラスのオフローダーの復活とあって、発売が待たれていた。

DR-Z4Sは、街乗りやワインディングなどのオンロードから本格的なオフロードまで幅広く楽しめるデュアルパーパスモデル。DR-Z4SMは、DR-Z4Sの走行性能を活かしつつ、日常使いからサーキット走行まで多様なライディングを楽しめるスーパーモトモデルだ。

新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、G(グラベル)モードを含むSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABSを採用。ライダーのスキルや路面コンディションに応じた多様なライディングが可能となった。

さらに、アグレッシブなスタイリングデザインに加え、LED灯火類やLCDメーターを備え、先進的な外観とした。

398ccの水冷4サイクル単気筒DOHCエンジンを搭載し、最新の排出ガス規制に対応しながら走行性能を向上。新設計のシリンダーヘッドの採用により、低回転走行時の粘り強さ向上と高回転域の出力向上を実現した。

ボディカラーは、DR-Z4Sが「チャンピオンイエローNo.2ソリッドスペシャルホワイトNo.2」と「ソリッドアイアングレー」の2色、DR-Z4SMが「スカイグレー」と「ソリッドスペシャルホワイトNo.2」の2色となっている。

そんな新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」に対してX(旧Twitter)では、発売への喜びの声や価格に対する注目が集まっている。

特に119万9000円という価格についてのコメントが多く、「ほぼ120万やで鼻血でるで」「20年の時を経てほぼ倍となったこの価格をどう受け止めるべきか」「めちゃくちゃかっこいいしスズキやるなぁって思うけど………ちょっと価格…国産400で100万超えるオフモタって」などの声が上がっている。

一方で、「前から欲しい1台で気にしてたが120万。ご時世を考えると妥当かな」「あのスズキなのに高いということは値段に妥協を許さなかった性能の自信があると言えるのかも」「コストパフォーマンスのスズキでこの値段他のメーカーならもっと高くなるのでは?」「『スズキでも120万の値段付けざるを得ない造り』な訳だ」「DR-Z4S、スズキはよく出してくれたと思います。その英断が素晴らしい」など、評価するコメントも多くみられた。

また「注文しました、引き当て早いといいなぁ」などすでに注文したというユーザーの報告も続々と上がってきている。

年間目標販売台数はDR-Z4Sが400台、DR-Z4SMが800台(いずれも日本国内)となる。今後の売れ行きや、走りの評価にも注目だ。

《小國陽大》

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