トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]

トヨタ・アルファード
  • トヨタ・アルファード
  • トヨタ アルファード の運転席
  • トヨタ・ハリアー
  • トヨタ クラウン シリーズ(左からエステート、セダン、スポーツ、クロスオーバー)
  • トヨタ GRカローラ
  • トヨタ・センチュリーSUV

運転席の前に速度メーターなどを取り付けている表示パネルのプログラムが不適切で画面が映らなくなる恐れがあるとして、トヨタ自動車が高級グレードの『クラウン』や『アルファード』など、21車種、64万6376台のリコールを国土交通省に届け出たという。

きょうの産経や日経などが「トヨタ、62万台リコール、メーター表示に不具合」などと取り上げている。それによると、リコールの対象は2022年6月から2025年6月までに製造された、トヨタの「クラウン」や「アルファード」、『ヴェルファイア』、『ハリアー』などの21車種。

国土交通省によると、これらの車両では運転席の前にある表示パネルの制御プログラムが不適切のため、電子部品が早期に劣化して、長時間使用するとエンジンをかけた際に画面が映らなくなり、速度メーターや警告灯などが確認できなくなる恐れがあるという。

トヨタ アルファード の運転席トヨタ アルファード の運転席

これまで事故の報告はないとしているが、不具合の情報が33件あったそうだ。トヨタは対象車について、ソフトウェアを改修するか、必要に応じてメーター本体を無償で交換するとしている。

また、トヨタでは、シート素材の加工に問題があり、火災時に基準よりも早く延焼する恐れがあるとして、『カローラアクシオ』と『カローラフィールダー』計1万2553台(24年9月~25年3月)のリコールも届けたとも伝えている。

国交省では、10万件を超えるリコール届け出は「大規模リコール」としているが、今回のトヨタによるリコールは2025年度で最も多い件数という。

2025年7月17日付

●訪日客最多2152万人、上半期消費最高4.8兆円 (読売・1面)

●ルノー、CFOがCEO兼務 (読売・8面)

●車部品メーカー、下請け法違反 (朝日・29面)

●日産雇用対策「万全を期す」日商会頭(毎日・6面)

●トヨタ「クラウン」などリコール(毎日・19面)

●免許証で口座開設、早期廃止を要請、金融庁、詐欺など悪用防止 (産経・6面)

●欧州自動車大手、燃料電池開発を中止(産経・6面)

●「ながら事故」増、でも摘発は減、ハンドフリー運転、画面注視まん延か (東京・3面)

●社説、日産は追浜工場リストラの余波広げるな(日経・2面)

●三菱ふそう、300人超の中途採用(日経・15面)

●ガソリン、店頭価格173.2円、2週連続下げ (日経・25面)

《福田俊之》

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