RX Japan合同会社は、3月17日から19日までの期間、東京ビッグサイトで開催される「H2 & FC EXPO【春】-第25回[国際]水素・燃料電池展-」において、最新のFCV(燃料電池車)試乗会を開催する。
本展示会には国内外から約1600社が出展し、水素、太陽光、二次電池、スマートグリッド、バイオマス、洋上風力などGXの要となる技術が一堂に集結する。
会場では、トヨタ自動車の『クラウン』やヒョンデの『NEXO』など、最新のFCVに試乗できる機会が提供される。走る・曲がる・加速するといった動態を体験できるこの試乗会は、物流の脱炭素化や都市交通の未来を実感できる貴重な機会となる。
とくに商用FCトラックは、長距離輸送・重量物輸送など「電化が難しい領域」の解決策として国内外で注目されている。
トヨタ自動車は第3世代FCシステムを展示する。水素社会をけん引する商用分野のニーズに応えられるよう、ディーゼルエンジンに並ぶ耐久性を実現。さらに燃費をはじめとしたさまざまな性能向上と低コスト化を目指した。
ヒョンデの燃料電池車『NEXO(ネッソ)』新型ヒョンデのNEXOは、水素と空気中の酸素を反応させて発電した電気を動力源として使用する。走行中は高効率フィルターで微細なホコリを浄化し、排出するのはクリーンな空気と純水のみで、よりクリーンなモビリティに貢献する。
試乗申込は各出展社ブースにて受け付ける。試乗時間は3月17日と18日が10時15分から17時まで、最終日の19日は10時15分から15時までとなっている。
水素はCO2を排出しないエネルギーとして、交通分野だけでなく、鉄鋼・化学といった重工業、さらには発電用途にまで活用の幅が広がりつつある。一方、日本はエネルギー自給率が極めて低く、再生可能エネルギーの供給量も限定的であることから、将来増大する水素需要を安定的に確保するための仕組みづくりが喫緊の課題となっている。
こうした背景の中で、改めて注目されているのが、水素の「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」という一連の特徴である。水素は、既存の電力インフラだけでは対応が難しい領域を補完できることから、社会実装に向けた動きが現実味を帯びている。
国際エネルギー機関(IEA)は、世界では水素エネルギーが技術開発段階から社会実装段階へ移行しつつあると分析。欧州では大型水電解装置の稼働が進み、中国では燃料電池商用車がわずか2年間で1万台超という急ペースで普及するなど、実用化の動きが加速している。










