◆5代目
1993年9月2日
新型は3ナンバーに拡大、セダンとしての新しい基準を目指した。効果・効率を追求した新しい開発体制により、設備投資を効率化、高いバリューフォーマネーを達成したとする。15日に発売、国内販売計画は月販4000台。
ながらくアコードの兄弟車だったビガーは、アコードより先、1992年1月29日発表でモデルチェンジ、アコード・インスパイア改め『インスパイア』と兄弟車となり、完全にアコードより上級のクラスになった。
1992年3月3日にはアスコットに、4ドアハードトップ『アスコットイノーバ』が追加された。エンジンは4気筒。先代で派生したアスコットは、1993年10月14日発表でモデルチェンジし、ビガー&インスパイアと同じ5気筒エンジンを搭載した。アスコット&アスコットイノーバは5ナンバー車がラインナップの中心で、大型化したアコードを補完する意味もあったと思われる。
5代目アコードからはビガー、インスパイア、アスコット、アスコットイノーバ、ラファーガはアコードシリーズに含まれていない。
◆アコードワゴン&クーペもフルモデルチェンジ
1994年2月23日発表

◆6代目
トルネオ設定
1997年9月4日発表
セダンとワゴンのフルモデルチェンジでは、高水準の環境保全対応とクルマ本来の魅力である操る楽しさとを高次元で両立したと謳う。シリーズにセダンの『トルネオ』があらたに設定された。セダンは再び5ナンバーボディになる。
扱いはアコードがクリオ店、トルネオがプリモ店およびベルノ店で、発売日はそれぞれ9月5日。また、アコードワゴンがクリオ店で扱いで10月9日に発売された。販売計画台数はシリーズ合計で月販9000台だった。
◆7代目
2002年10月10日発表

一部タイプでは前モデルの同等タイプに対し約5万円の値下げになったものもあった。アコードは10月11日、アコードワゴンは11月28日にホンダクリオ店から発売。販売計画台数は、アコード&アコードワゴン合計で5000台とされた。
◆8代目
2008年12月4日発表

8代目導入前の2006年3月1日よりホンダは、国内販売店チャネル「プリモ」「クリオ」「ベルノ」3チャネルを統合し、ホンダブランドのクルマ全てを取り扱う「ホンダ」チャネルとしている。
◆9代目
2013年06月20日

またアコードハイブリッドをベースに、家庭用電源からの充電を可能にした新型「アコード・プラグインハイブリッド」を設定、日常走行のほとんどをEV走行できるプラグインハイブリッドシステムを搭載し、JC08モード燃費70.4km/リットルを実現した。法人企業や官公庁などを中心に、6月21日からリース販売された。

◆10代目
2020年02月20日
2月20日発売の10代目は、「今の時代のお客様に自信を持って積極的に選んでいただけるセダン」をめざし、「クルマの基礎となるプラットフォーム」から構造を見直したという。パワートレインには、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現するハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載した。日本市場に用意されたボディは4ドア・ファストバックセダンだ。