車名は、ゴードン・マレーのブラバムでのチームメイトだったF1王者のニキ・ラウダにちなむ。T.50sが発表された2月22日はラウダの誕生日だ。「T.50」は、マレーが手がけたブラバム「BT46B」同様のグラウンドエフェクト・ファンを車体後部に装備し、サーキット向けのT.50sには、F1レジェンドの名前が使われた。
T.50sはT.50と並行して開発され、T.50をベースにサーキット走行のためにリデザインされている。車重は852kg。エンジンは、725bhpを発生する自然吸気V12エンジン。これの回転数は1万2100rpmに達するという。
生産台数は25台限定で、それぞれのシャシーは、ゴードン・マレーが勝利したGPの名前で呼ばれる。生産は2023年1月から。

ゴードン・マレー・オートモティブは22日、『T.50sニキ・ラウダ』を発表した。ブランド初の、レーシングトラックでの走行を意識したスーパーカーだ。「T.50」と並行して……