フォルクスワーゲングループジャパンは4月2日、『ポロ』など21車種の7速DSGに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年5月16日から2014年4月11日に輸入された5万1024台。 対象車両は7速DSG型自動変速機のメカトロニクスにて、アキュムレータ取付け部のハウジング加工精度が不適切なことが判明。始動時や渋滞走行などの大きな油圧変動が繰り返されると、ハウジングに微細な亀裂が発生するものがある。そのため、油圧が低下するとともに警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行できなくなるおそれがある。 改善措置として、全車両、自動変速機制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。ただし、一部の車種において対策プログラムの準備に時間を要するため準備が整い次第対策を行う。また、油圧低下の故障コードが入力された場合は、メカトロニクスを部品交換する。 不具合は599件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。 ◆対象車種 ・CC 1.8 TSI ・クロストゥーラン 1.4/103kW ・クロスポロ 1.2/77kW ・ゴルフ 1.2/77kW ・ゴルフ 1.4/90kW ・ゴルフ 1.4/103kW ・ゴルフ 1.4/118kW ・ゴルフ カブリオレ 1.4/118kW ・ゴルフ ヴァリアント 1.2/77kW ・ゴルフ ヴァリアント 1.4/90kW ・ゴルフ ヴァリアント 1.4/118kW ・ザ ビートル 1.2/77kW ・ザ ビートル カブリオレ 1.2 ・シロッコ 1.4/118kW ・ジェッタ 1.4/118kW ・トゥーラン 1.4/103kW ・パサート セダン 1.4 TSI ・パサート ヴァリアント 1.4 TSI ・ポロ 1.2/77kW ・ポロ 1.4/63kW ・ポロ GTI 1.4/132kW ・ポロ ブルーGT
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