フォルクスワーゲンは8月27日、スポーティセダン『ジェッタGLI』の改良新型を10月にブラジルで発売すると発表した。2019年の現地導入以来、家族旅行から日常使い、サーキット走行まで幅広い用途に対応してきた同モデルが、デザインを刷新して登場する。
外観では、前後のライト類が大きく変更された。フロントとリアに新設計のフルLEDヘッドライトとテールライトを採用し、コネクテッド仕様となっている。フロントグリルはハニカム形状に変更され、赤いアクセントラインとGLIバッジが特徴的だ。下部のエアインテークも拡大され、スポーティさを演出するとともに、ラジエーターやインタークーラー、エアコンの冷却性能向上にも寄与している。
リア部分では、GLIバッジが2つのテールライト間の中央に配置された。2本のオーバル型エキゾーストパイプにもハニカム形状のディテールが施されている。18インチのダイヤモンドカットホイールの奥には、赤いブレーキキャリパーが見える。

パワートレインには、従来通りEA888型2.0Lターボエンジンを搭載。Proconve L8規制への対応後も231hpのパワー、35.7kgmのトルクを維持している。7速DSGデュアルクラッチトランスミッションと組み合わせ、0-100km/h加速は6.6秒を実現。ローンチコントロール機能も備える。
前輪駆動システムには電子制御LSD(eLSD)を採用し、コーナリング時やグリップの低い路面での適切なトルク配分により、安全性と性能を向上させている。
内装も大幅に刷新された。シートとドアパネルには新しい仕上げが施され、パーフォレーテッドレザーに赤いステッチが映える。ダッシュボードには10インチのVW Playコネクトディスプレイが浮遊式で配置され、その横にはフィン状の新デザインが採用された。10.25インチのデジタルメータークラスターは設定変更可能で、専用グラフィックを表示する。
最新のコネクテッド機能を搭載する。Meu VWアプリの15機能すべてに対応し、1年間無料サービスやVolks Clubの特典、Sem PararやLiveloとの提携サービスも利用できる。

センターコンソールには2ゾーン式クライマトロニックタッチエアコンを配置し、シートの加熱・冷却機能も備える。ワイヤレス充電器、2つのUSB-Cポート、GTI専用シフトノブも装備される。
アンビエントライトは10色以上から選択可能で、VW Playコネクト経由で設定できる。パノラマサンルーフは標準装備となっている。
安全装備では6つのエアバッグに加え、レーンアシスト、ブラインドスポットモニタリング、トラベルアシスト、歩行者検知機能付きACC(Stop&Go機能付き)など、包括的なADASシステムを標準搭載している。
ボディカラーは6色を用意。従来のホワイトピュア、ブラックミスティック、レッドキングス、グレープラチナムに加え、新色のブルーパシフィックとグレーグラシアルが追加されている。