トヨタは1月の東京オートサロンにて、高性能コンパクトハッチ『GRヤリス』(GR-4)をワールドプレミアしたが、その派生オープンモデルとなる『GR ヤリス コンバーチブル』を大予想した。
協力してくれたのはお馴染み「X-Tomi Design」だ。予想CGでは後部座席を排除、ロールバーを設置し2シータースポーツへ変身させている。同セグメントでは、日産が『マーチ』をベースに2005年に発売した2ドアコンバーチブル『マイクラC+C』、プジョー206CCなどがあげられるが、是非市販化に期待したい。
GRヤリスのスペックは、6速MTと組み合わされる1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力272hpを発揮し『86』よりワイドなトレッドを持っている。そのほか18インチ大径アルミホイール、レッドブレーキキャリパーを装備し、価格は「RZ」が396万円、「RZ High Perforance」
が456万円となっているが、コンバーチブルが実現すれば同スペックをもち、500万円以上が予想される。
実はトヨタは、2015年の「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)」にて、ヤリスをベースにした2台のコンセプトモデルを発表しており、その1台がコンバーチブルの『ヤリス レギャン』だった。どちらもトヨタとアストラインターナショナルの現地合弁企業、「トヨタアストラモーター」(TAM)が独自に企画、デザインしたものだったが、トヨタ独自で実現しても不思議ではないだろう。