ロータスのEVハイパーカー『エヴァイヤ』、最初のプロトタイプ発表…広州モーターショー2019

最高速320km/h以上

夜間には戦闘機のアフターバーナーに似た視覚的効果

フロントフェンダーにカメラ装着のミラーレス

ロータス・エヴァイヤの最初の開発プロトタイプ車両
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  • ロータス・エヴァイヤ
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ロータスカーズは、広州モーターショー2019において、ブランド初のEVハイパーカーのロータス『エヴァイヤ』(Lotus EVIJA)の最初の開発プロトタイプ車両を発表した。

エヴァイヤは、ロータス史上最もパワフルでダイナミックなロードカーだ。ロータスの運転性能に、新たな基準を打ち立てることを目指した。英国初の完全電気式ハイパーカーで、ロータスで初めて電動パワートレインを搭載した。2017年にジーリー(浙江吉利控股集団)傘下となって以来、初の新型モデルとなる。

最高速320km/h以上

エヴァイヤのEVパワートレインのモーターは、4個搭載されており、合計で2000psのパワーと173.4kgmのトルクを引き出す。ロータスカーズによると、2000psのパワーは量産車としては世界最強という。強力なモーターのパワーは4輪に送られ、0~100km/h加速3秒以下、0~300km/h加速9秒以下、最高速320km/h以上というパフォーマンスを可能にする。走行モードは5種類で、レンジ、シティ、ツアー、スポーツ、トラックが切り替えられる。

バッテリーは車体中央にレイアウトされており、蓄電容量は70kWhと大容量だ。1回の充電での航続は、WLTPの複合モードで400kmの性能を備える。充電は出力350kWの急速チャージャーを利用すれば、18分間で完了する。ロータス・エヴァイヤ

夜間には戦闘機のアフターバーナーに似た視覚的効果

エヴァイヤのボディサイズは、全長4459mm、全幅2000mm、全高1122mmだ。軽量のカーボンファイバー製モノコックと、ロータスの市販車としては初となるワンピース構造のカーボンファイバーモノコック製シャーシを採用し、車両重量は1680kgに抑えられた。ロータスカーズによると、EVハイパーカーとしては世界最軽量という。

エヴァイヤには、航空機からインスピレーションを得て、エアロダイナミクス性能を追求したデザインを採用する。最低地上高は105mmと低い。リアには、ルマンのレーシングカーをモチーフに、「ベンチュリートンネル」が設けられる。それぞれのトンネルは、赤いLEDで縁取られる。夜間には、戦闘機のアフターバーナーに似た視覚的効果を生み出すという。

フロントには、バイプレーンのリップスポイラーを装着する。3つのセクションに分かれており、中央部分はバッテリーパックを冷却するための空気を取り入れる。量産車としては世界で初めて、メインビームとディップビームの両方にレーザー光を使用する。オスラム製のライトモジュールは非常にコンパクトで、薄い縦長デザインとした。レンズの内側には、デイタイムランニングライトを組み込む。

リアには、アクティブエアロダイナミクスを採用する。リアスポイラーは、車両の全高いっぱいまでせり上がる。F1スタイルのドラッグリダクションシステム(DRS)は、トラックモードで自動的に作動する。他のモードでは、スイッチ操作で作動させることもできる。ロータス・エヴァイヤ

フロントフェンダーにカメラ装着のミラーレス

インテリアは、ステアリングホイールの前方に、最新のデジタルディスプレイを装備した。走行モードやバッテリー残量などの重要な情報を、1か所にまとめて表示する。センターコンソールには、タッチセンサー式の触覚フィードバックボタンが装備されている。

カーボンファイバー製のバケットシートは、アルカンターラ仕上げ。シートベルトは、4点式ハーネスがオプションだ。ステアリングホイールは、LMPやF1マシンに似たデザイン。ボタンは直感的にグループ化されており、通話やクルーズコントロールなどの機能が操作できる。

空力性能に配慮して、ドアミラーは装備されておらず、フロントフェンダーにカメラを装着する。ルーフのカメラが捉えた映像とともに、車内の3つのスクリーンに表示する仕組みだ。

ロータスカーズは2020年5月から、英国ヘセルの本社工場において、エヴァイヤを限定130台生産する予定だ。広州モーターショー2019では、最初の開発プロトタイプ車両を発表した。今後、英国のヘセルをはじめ、欧州全体で厳しい高速走行テスト実施し、パフォーマンスを確認していく。また、今後数か月にわたって、複数のプロトタイプ車両が、公道を含めた場所で走行評価を行う、としている。

《森脇稔》

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