アテンザ、デミオも海外名称に統一、ロードスターは存続…マツダの思い

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マツダは7月4日、『アテンザ』の一部改良を機に、モデル名を海外名称である『マツダ6』に統一すると発表した。また『デミオ』についても近く予定している商品改良に合わせて同様に『マツダ2』に変える。一方、『ロードスター』に関しては国内モデル名を維持する方針。

マツダで国内営業を担当する福原和幸常務執行役員は「先日『アクセラ』を『マツダ3』というふうに名前を変えたが、アテンザについてもマツダ6という名前に変える。それから時そう長くないタイミングでデミオもマツダ2というネーミングに変える」と説明。

その理由として福原常務は「我々マツダというブランドで選ばれたい、なので車名にもマツダを使いたい、それにカテゴリーを示す数字で表したい、そういう思いで今回、マツダ3、6、2という名前で統一をしていく。単に『グローバルのネーミングに統一したのか』というふうに言われるかもしれないが、我々としては、思いを持ってやっている」と述べた。

マツダは2012年に市場投入した『CX-5』から一括企画と名付けた、5-10年先を予測して商品をまとめて企画する手法を導入して、開発および生産の効率化と商品の統一性を図る取り組みを行っている。

福原常務は「お客様のライフステージの変化に伴って、今は『デミオ』だけど、次は『CX-5』にしようだとか、あるいは家族が増えて『CX-8』にしようとか、そういうふうにマツダというブランドの中で最適な商品を選んで頂く、それができるのはすべてが同じ考え方で、同じ技術でクルマを造っているからこそ」と解説。

その上で「本当に我々の商品を気に入って頂ければ、どんな商品を選んで頂いても、ご満足頂ける。我々は是非、マツダというブランドで選ばれ続けたいと思っている」と、モデル名に社名を冠する思いを改めて強調した。

ただロードスターに関しては、海外名称である『マツダMX-5』へ統一せずに、国内名称を維持する。福原常務は「ロードスターというのは実は車形を示している。商標できちんととれているのは日本だけ。これは本当に財産だと思っているので、今後もロードスターはその名前を維持していく」と語った。

なお、一部改良したマツダ6は7月4日から予約受注を開始、発売は8月1日を予定しているという。今回の改良では、新たに2.5リットルガソリンターボエンジン搭載車を導入したほか、高いステアリング操作性を実現する『G-ベクタリングコントロールプラス(GVCプラス)』を全グレードに標準装着したのが特徴。価格は284万400-421万7400円となっている。

《小松哲也》

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