この、記念すべき第40回大会で優勝を手にしたのはNo.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM!
スタートから6時間が経過し、残すところ2時間となってもNo.21の独走状態は崩れる事は無かった。安定したハイペースで周回を続けるNo.12は、3位以下を周回遅れにするという、歴然とした力の差を見せつける。残すところ1時間7分には、遂に2位走行中のNo.5 F.C.C. TSR Hondaの真後ろに迫った。
各マシンの距離が接近した状態でのリスタートが切られた。残り約30分。SC解除直後に2位走行中のNo.5のアンダーカウル内から炎が上がる。ピットインをするかと思われるも、ライダーが気付かず走行を続行。その後ろをNo.11 Kawasaki Team Greenを追う展開となった。No.5へはオレンジボールフラッグが出されてピットイン、No.11が2位に浮上した。