川崎重工業と神戸製鋼所は、水素発電における次世代水素燃料供給システムの運転を開始し、世界で初めて、液化水素ポンプによる臨界圧力以上への昇圧と中間媒体式液化水素気化器(IFV)を組み合わせた発電設備への水素燃料の供給に成功した。
両社は、NEDO補助事業「水素CGSの地域モデルにおける水素燃料供給システムの効率化・高度化に向けた技術開発」として、神戸市ポートアイランド地区の神戸水素エネルギーセンターに設置した水素ガスタービン発電実証設備をもとに、液化水素ポンプ、IFV、水素ガスタービンの3つを組み合わせた水素燃料供給システムの設計・運用ノウハウの体系化に取り組んでいる。
本実証において、川崎重工は液化水素ポンプによる昇圧を活用したガスタービン発電向け燃料供給システムの高効率化を、神戸製鋼所は液化水素の冷熱利用が可能となるIFVの開発をそれぞれ担当している。1月から実証試験を開始し、ウェット燃焼方式ガスタービンへの水素燃料供給に成功した。


