日置電機(HIOKI)は、EVバッテリーのセル、モジュール、パックの生産ライン向けに「DC耐電圧絶縁抵抗試験器 ST5680A」を発売すると発表した。
EVの普及や自動運転技術の進展により、自動車用電装部品には高い信頼性が求められている。特にEVバッテリーは、内部の微小な傷や異物混入による絶縁不良が感電や火災などの重大事故を引き起こすリスクがあるため、耐電圧・絶縁検査は生産工程における極めて重要なプロセスだ。
一方、バッテリー生産のグローバル化が進む中、現場のエンジニアは複数の課題に直面していた。拠点ごとに異なる安全規格(CE、UKCA、CSAなど)への対応が必要なため、工場ごとに異なる試験器を使用せざるを得ず、保守や認証管理が煩雑化していた。また、接触品質の確認に外付けの導通チェッカーや追加工程が必要で設備設計が複雑化し、波形確認にはオシロスコープなど別系統の機器が必要で解析効率も低下していた。


