ホンダは11月20日の東京モーターショー・プレスデーに軽自動車Nシリーズの第4弾となる『N-WGN』を発表した。発売は22日。軽自動車の中核セグメントである「ハイトワゴン」であり、ホンダは軽市場での攻勢を一段と強める。開発責任者である本田技術研究所の人見康平主任研究員は「新しいベーシックとして、”最強欲張りハイトワゴン”をめざした」という。このセグメントのユーザーについて人見氏は、経済性や安全性、使いやすさ、立派さなど「すべての点で高いバランスを求めておられる」と分析、そうした要求に「最強」レベルで応える造り込みを行ったとアピールする。注目の燃費(JC08モード)は自然吸気エンジンで29.2km/リットル、ターボ車で26.0km/リットル。ライバル車には30km/リットルに達しているモデルもあるが、人見氏は「数値よりも普段乗っていて使いやすい、気持ちいい走りができるというバランスを優先した」と強調する。実際の走行では、29.2km/リットルも30km/リットルも優劣をつけるには誤差の範囲だ。「燃費の数字では確かに負けているかもいれないが、それだけで高い商品性が決まるものではない」と、総合力には強い自信を示した。
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