トヨタ自動車は8日、ハイブリッド車(HV)を含めた『クラウン』のマイナーチェンジを発表。同社はHV『プリウス』のブレーキが効きにくくなる、という問題に対し近くリコールを実施する考えだが、クラウンHVについて同社広報は「不具合発生はないが、調査は行う」としている。問題となっているのは、ハイブリッド車『プリウス』が、路面状況などによりブレーキをかけた際に「空走感」を抱かせるというもので、4日の時点では同社が把握しているもので77件の苦情があったとしている。同社ではこの問題に対しリコールを実施する考えを示しており、同システムを搭載する『SAI』、レクサス『HS250h』も同様の措置を取ることを検討している。8日にマイナーチェンジが発表されたクラウンHVもプリウスと同様のHVシステム「THS II」と、ブレーキシステムを搭載している。これについて同社広報では「同じブレーキを採用するが、制御システム(コンピューター)が異なる。現段階で不具合の発生はなく、問題ないと捕らえているが、調査は実施している」としている。
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