日本ミシュランタイヤは12月11日、カービューが運営するクルマSNS「みんカラ」の「PARTS OF THE YEAR(POTY)2025年間大賞」タイヤ・ホイール部門で、「MICHELIN CROSSCLIMATE」シリーズが殿堂入りし、「MICHELIN PILOT SPORT 5」が年間大賞1位を獲得したと発表した。
「PARTS OF THE YEAR(POTY)」は、みんカラユーザーが投稿したパーツレビューをもとに選定されている。同評価での殿堂入りは過去数年にわたり高い支持を集めた製品に贈られる称号である。
「MICHELIN CROSSCLIMATE」はタイヤのオールシーズン部門で、昨年に続き殿堂入りを果たした。「MICHELIN PILOT SPORT 5」はタイヤのスポーツ部門で連続して年間大賞1位を獲得している。
ミシュランは創業130年以上にわたり、ポリマー開発やプロセス工学、ハイテク素材の活用などでイノベーションを推進してきた。世界に6千人以上の研究者を擁し、年間12億ユーロの研究開発予算と1万1千件以上の特許を保有する。
企業ビジョン「すべてを持続可能に」のもと、2050年までに100%持続可能なタイヤの製造を目指す。大西洋での帆船輸送の推進や東南アジアの天然ゴム栽培の最適化、電動化への貢献を進めている。
タイヤ性能には長期にわたり安定して高い性能を発揮することが重要であり、摩耗末期までの安全性と経済性を両立させることが環境負荷の低減につながるとの考えで、「Performance Made to Last」という思想のもと開発を進めている。
ミシュランは世界175カ国で事業を展開し、約13万人の従業員を擁している。タイヤ製造のみならずデータ活用やAIソリューション、ミシュランガイドなど多角的に展開している。




