スバル、スズキのWRC撤退で、元気がないと思われた日本のラリーシーンだが、オートサロンではスバルと三菱がラリーカーを展示した。
スバルは、新井敏弘らラリー関係者によるトークショーを1日に複数回、3日に渡って毎回題材を変えて開催。しかも、初日の9日から、実際に新井がPWRCで使用する『インプレッサWRX』を会場でメカニックが組み立てるというデモも実施。初日のほぼフレームのみという状態から、3日目にはスッカリできあがり、毎日通った人にはとても貴重なデモとなったはずだ。また、スバル最後のWRカー「インプレッサWRC 2008」のペター・ソルベルグ仕様車のレプリカも展示されていた。
三菱は、『ランサーエボリューションX』のグループN仕様を、自社ブースには田口勝彦仕様のマシンを、今回のダカールラリーでほろ苦い結果となった「レーシングランサー」のレプリカを展示。横浜タイヤブースには、アドバンカラーの奴田原文雄仕様のランエボXも展示されていた。