いすゞ自動車は29日、小型・普通トラックの『エルフ』のほか、OEM供給している日産『アトラス』、日産ディーゼル『コンドル』、マツダ『タイタン』計4車種のユニバーサルジョイントに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1999年12月20日 - 2008年1月31日に製作された4車種284型式の計16万1296台。
かじ取り装置のユニバーサルジョイントとギヤボックスの連結部のボルト締め付け工程で、連結部がずれた状態で締め付けたものがあり、連結部が緩んでユニバーサルジョイントが損傷し、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
全車両、連結部を点検し、ずれている場合はユニバーサルジョイントおよびボルトを新品に交換し、正しく締め付ける。
不具合発生件数は7件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。