モリタエコノスは30日、EV回転式塵芥収集車「eパックマスター」およびEVプレス式塵芥収集車「eプレスマスター」のいすゞ『エルフEV』向け架装を発売した。
同社は2023年よりEV塵芥収集車の販売を開始し、新たにエルフEV向けの架装をラインナップに追加した。今後も持続可能な未来の創造に挑戦し、安全で住みよい社会に貢献する企業を目指していく。
eプレスマスターは重量配分の最適化により、エルフEV架装のプレス式塵芥収集車で最大の2000kgの積載量を実現した(仕様や条件により異なる場合あり)。
また、eパックマスターとeプレスマスターの投入口はEV塵芥収集車でトップクラスの低さを誇り、作業者の負担を軽減する。

架装部の作動源もシャシー側から供給される電力であり、作業時・走行時ともにカーボンニュートラルを実現。地下集積場など空気が滞留しやすい環境でも安心して作業できる。電気自動車ならではの静粛性により、夜間や早朝の収集作業にも適している。
安全面では、ハイマウントリアパネルによる後部灯火器類の視認性向上や軽量化された後部扉、積み込み性能など、従来のディーゼル車同様の安全性と作業効率を考慮した設計となっている(一部オプション設定や標準仕様は異なる)。
販売予定価格はリース販売のため非公表で、初年度の販売目標は5台としている。