ハーレーダビッドソン ジャパンは11月21日、8車種、計7841台のリアショックアジャスターマウントブラケットに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは8車種5型式、計7841台。製作期間は2017年6月28日から2024年10月22日まで。また、2017年10月31日から2023年11月2日までにアクセサリー部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できないものが88個ある。
リアショックアジャスターのマウントブラケットにおいて、強度検討が不十分なため、エンジン高回転時の車両振動により、当該ブラケットが共振し亀裂が発生することがある。そのため、亀裂が進展して破断し、リアショックアジャスターが脱落しリアタイヤと接触することで、リアタイヤのトレッド面が削れ、タイヤ空気圧が低下し、走行中にバランスが取れなくなり転倒するおそれがある。
改善措置として、全車両、リアショックアジャスターにクロスメンバーキャディを追加する。なお、リアショックアジャスターのブラケットを点検し、損傷があれば新品に交換する。
現在までに不具合の発生や事故の報告はない。







