シトロエンは、ブラジルで開幕したサンパウロモーターショー2025において、コンセプトカー『バサルト・ヴィジョン』の実車を初公開した。
バサルト・ヴィジョンは、SUVクーペ『バサルト』の発表時にバーチャルで公開されていたコンセプトモデル。サンパウロモーターショー2025では、よりスポーティでスタイリッシュ、そして力強いデザインの実車となって登場した。
市販車のバサルトと比較して、サスペンションを低く設定することで、ダイナミックな走行性能を強調。スピード感、安定性、パフォーマンスをより際立たせている。フロントドアには「Vision」のエンブレムが目立つように配置され、スキッドプレートとシェブロンは黒く塗装されている。
リアでは、クリスタルテールランプを結ぶラインの内部も黒く処理され、新設計されたリアバンパーが力強さと存在感を演出。デュアルクロームエキゾーストパイプも装備される。ヘッドライトはLEDを採用している。
サンパウロモーターショー2025に展示されたコンセプトカーは、最上位グレードの「バサルト・ダークエディション」をベースに製作された。シトロエン専用カラーの「アンドレレッド」をリアスポイラーやエクステリアの要所に配している。
ボディには専用のブラック延長ルーフ、シャークフィンアンテナ、アンドレレッドのブレーキキャリパーを備えた18インチクロームホイールを装着。サイドにはアンドレレッドの追加装飾と光沢ブラックのドアプロテクターが施されている。
さらに、ダブルシェブロンをモチーフにしたデザインの「VISION」ステッカーがボンネットに、アンドレレッドのアクセントを加えたサイドステッカーがドアに添えられている。










