原材料メーカーもなお一層の合理化努力を…自工会の張新会長
自動車工業会の張富士夫新会長は18日の記者会見で、原材料の高騰について「確かに頭の痛い問題」と語り、このところの原材料メーカーの値上げ表明に釘を刺した。
自工会の張新会長が打ち出した3つの基本姿勢
自動車工業会の張富士夫新会長は18日、東京・丸の内のパレスホテルで会長就任の記者会見を行い、「社会に対し、自動車産業への理解と共感を得ていくことがますます重要になってきている」と強調した。
張自工会新会長、「道路はまだまだ必要」
日本自動車工業会は18日通常総会を開き、小枝至会長(日産自動車共同会長)の後任にトヨタ自動車の張富士夫副会長を選任した。任期は2年。
一般財源化反対…自動車、石油業界が827万人署名提示
日本自動車工業会などによる自動車税制改革フォーラムや石油連盟などは11日東京で、共同で道路特定財源の一般財源化に反対する街頭キャンペーンなどを行った。同日までに改革フォーラムやガソリンスタンドなどが集めた署名は827万人分。
2005年度福祉車両販売台数…微増で推移
日本自動車工業会が発表した2005年度の福祉車両の販売台数は、小型車、軽四輪車、バス全体で4万2223台、前年度比1.5%増となった。本格的な高齢化社会の到来を背景に、福祉車両へのユーザーの関心も高まっており、今後も堅調に需要が推移する見通し。
2005年の海外生産台数、1000万台を突破…今年国内との逆転
日本自動車工業会が発表した2005年通年の国内自動車メーカーの海外生産台数は、前年比8.2%増の1060万5587台となり、初めて1000万台を突破した。国内生産台数との差は約19万台にまで縮まっており、2006年に逆転するのは確実だ。
2005年度四輪車輸出台数…4年連続でプラス、北米向けなど増加
日本自動車工業会が発表した2005年度の四輪車輸出台数は、525万6637台で、前年度比5.6%増となり、4年連続でプラスとなった。車種別では、 乗用車 が459万5313台で、同8.6%増、トラックが58万1238台で、同15.4%減、バスが8万86台で、同33.3%増だった。
2005年度国内生産…輸出が好調で、4年連続でプラス
日本自動車工業会が発表した2005年度の国内の自動車生産台数は、前年度比2.6%増の1089万3529台で、4年連続でプラスとなった。車種別では、乗用車が同3.8%増の915万4147台と順調に推移した。
税制改革フォーラムや石連が一般財源化反対運動
日本自動車工業会などによる自動車税制改革フォーラムや石油連盟などが共同で、道路特定財源の一般財源化に反対する街頭キャンペーンなどを展開することになった。5月11日に東京・大手町で反対のビラ配りや共同記者会見を行うほか、自民党や関係官庁に要望書を提出する。
自工会とJAF、シニアスクールとセーフティトレーニング開催
日本自動車工業会は、日本自動車連盟(JAF)、全日本交通安全協会との共催で、普通運転免許を所持し運転歴1年以上のドライバーを対象にした参加体験型の一日安全運転実技講習会「JAMA&JAFシニアドライバーズスクール」と「JAMA&JAFセーフティトレーニング」を全国で開催する。
