
【トップインタビュー】日本自動車工業会・張富士夫会長…道路とクルマ、対話と共感
「対話と共感」をキーワードに掲げて日本自動車工業会の会長に就任した張富士夫(トヨタ自動車副会長)。自動車産業は内外でのバランスの取れた成長確保が課題となっており、張会長は1000万台規模の国内生産維持が必要と強調。また、当面、道路特定財源問題に積極的に取り組む方針を示した。

自工会が組織改正---事務局を強化、円滑化
日本自動車工業会は、組織改正を発表した。今回の組織改正は事務局体制の強化と業務円滑化推進を図るのが目的。

自動車輸出、9カ月連続プラス…4月実績
日本自動車工業会が発表した4月の自動車輸出実績は、前年同月比10.6%増の47万3632台で、9カ月連続でプラスとなった。

自動車生産、輸出好調で6カ月連続プラス…4月実績
日本自動車工業会が発表した4月の自動車生産台数は、前年同月比3.9%増の90万4821台で、6カ月連続でプラスとなった。軽自動車の国内販売や輸出が好調だったのが主因だ。

原材料メーカーもなお一層の合理化努力を…自工会の張新会長
自動車工業会の張富士夫新会長は18日の記者会見で、原材料の高騰について「確かに頭の痛い問題」と語り、このところの原材料メーカーの値上げ表明に釘を刺した。

自工会の張新会長が打ち出した3つの基本姿勢
自動車工業会の張富士夫新会長は18日、東京・丸の内のパレスホテルで会長就任の記者会見を行い、「社会に対し、自動車産業への理解と共感を得ていくことがますます重要になってきている」と強調した。

張自工会新会長、「道路はまだまだ必要」
日本自動車工業会は18日通常総会を開き、小枝至会長(日産自動車共同会長)の後任にトヨタ自動車の張富士夫副会長を選任した。任期は2年。

一般財源化反対…自動車、石油業界が827万人署名提示
日本自動車工業会などによる自動車税制改革フォーラムや石油連盟などは11日東京で、共同で道路特定財源の一般財源化に反対する街頭キャンペーンなどを行った。同日までに改革フォーラムやガソリンスタンドなどが集めた署名は827万人分。

2005年度福祉車両販売台数…微増で推移
日本自動車工業会が発表した2005年度の福祉車両の販売台数は、小型車、軽四輪車、バス全体で4万2223台、前年度比1.5%増となった。本格的な高齢化社会の到来を背景に、福祉車両へのユーザーの関心も高まっており、今後も堅調に需要が推移する見通し。

2005年の海外生産台数、1000万台を突破…今年国内との逆転
日本自動車工業会が発表した2005年通年の国内自動車メーカーの海外生産台数は、前年比8.2%増の1060万5587台となり、初めて1000万台を突破した。国内生産台数との差は約19万台にまで縮まっており、2006年に逆転するのは確実だ。