日本自動車工業会が発表した5月の四輪車生産台数は、前年同月比3.5%増の81万4646台で、7カ月連続で前年実績を上回った。国内の軽自動車と輸出が好調だったため。
車種別では、乗用車が同6.3%増の68万6421台で、7カ月連続のプラス。このうち、普通車は輸出の好調で同13.9%増の33万8989台で、大幅に増えた。小型車は国内向けの低迷で同1.6%減の23万9390台となったが、軽四輪車は同2.7%増の10万8042台だった。
トラックは同10.3%減の12万1571台と大幅なマイナス。このうち、普通トラックは同16.8%減の4万9175台、小型トラックが同5.0%減の3万150台、軽トラックが同5.4%減の4万2246台だった。
バスは同22.6%増の6654台だった。
5月の国内需要は、軽自動車は順調だったものの、登録車が落ち込み、前提では同4.9%減の40万4295台だった。輸出は同22.3%増と好調だった。