日産自動車が資本・業務提携先の仏ルノーと2〜3年内に共同持ち株会社を設立する方向で検討に入ったという。きょうの日経が1面トップで報じている。
全体相場は3日ぶりに急反発。海外市場での円安を受け、輸出関連株を中心に買いが入った。平均株価は前日比249円高の9708円と大幅高で引けた。円相場が1ドル=83円台に下落したことを好感し、自動車株は全面高。
日産自動車は3月30日、全社的な復旧作業により、いわき工場を除く国内生産工場で生産再開の体制がほぼ整ったと発表した。4月中旬からの生産再開を目指す。
首相に限らず、企業トップの被災地視察のタイミングが問われているが、自動車業界では、トヨタ自動車の豊田章男社長と日産自動車のカルロス・ゴーン社長が相次いで被災した自社の工場などを訪問したという。
日産自動車を代表するスポーツカー、『フェアレディZ』。その欧州仕様の『370Z』が、2011年モデルでさらにパフォーマンスを向上させた。
全体相場は続落。福島原発の状況が依然混迷していることが重しとなり、売りが優勢。後場入り後はアジア市場の堅調な動きから主力株の一部に値ごろ感からの買いが入ったが、平均株価は前日比19円安の9459円と小幅ながら続落して引けた。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、福島県いわき市にあるいわき工場を訪問、工場の被災状態を確認するとともにいわき工場での生産を維持する方針を明らかにした。
タイで『マーチ』を生産する日産自動車。バンコクモーターショーの約10日間の一般公開期間中、日産ブース全体での目標成約件数は、2200台だという。
日産自動車が現在開発中の次期『ティーダ』。そのスクープ写真が、中国のメディアによって公開された。
全体相場は反落。新規材料が見当たらず、福島原発トラブルの長期化に対する警戒感も高まり、主力銘柄に対する見切り売りが優勢となった。平均株価は前週末比57円安の9478円と反落して引けた。ただ、自動車株は堅調な動き。
日産自動車の高級車ブランド、インフィニティ。同ブランドが2012年、オーストラリア市場へ投入されることが決定した。
東日本大震災により影響を受けた乗用車メーカー工場の操業状況は28日現在、以下の通り。操業していてもフル稼働ではないところがある。また在庫品を使って操業している工場もあり、状況は流動的だ。
日産は、バンコクモーターショーにEVの『リーフ』を展示している。タイの人々はリーフにどのような期待、感想、疑問を抱いているのだろうか。
東日本大震災の本震のとき、筆者は日産『リーフ』の試乗中だった。横浜の日産本社から高速で三浦半島を南下。観音崎で折り返し、また高速を経て逗子から一般道で鎌倉に向かう途中、信号機が消えていて異変に気付いた。
日産はバンコクモーターショーに、『マーチ』と『リーフ』を並べて展示した。