
日産車体、18期ぶりの最終赤字転落…完成検査問題で特損計上 2017年4-9月期決算
日産車体は11月8日、2017年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。完成検査問題に関わるリコール費用45億円を特別損失に計上したことで、最終損失は2億4800万円、中間期としては18期ぶりの赤字となった。

【新聞ウォッチ】自動車7社中間決算の明暗---最終損益でトヨタ、マツダなど4社増益、日産とスバル減益
「信頼を揺るがす結果となり、深くおわび申し上げます」。無資格検査問題の対応に追われる日産自動車の西川広人社長の謝罪から始まった同社の2018年3月期の中間決算の発表が終わり、大手自動車メーカー7社の連結業績が出そろった。

日産世界販売、4.6%増の273万台 2017年度上半期
日産自動車は11月8日、2017年度上半期(4~9月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は273万3000台。前年同期比は4.6%増だった。

日産 西川社長「大きな数字よりも着実な成長」…2022年度までの中期計画
日産自動車の西川廣人社長は11月8日に横浜市の本社で記者会見し、2017年度から22年度までの6か年の中期経営計画を発表した。

【公道で自動運転 試乗】高速道路で巧みに合流、驚いた! 日産プロパイロット
日産自動車は、10月26日より2020年以降の実用化を目指した、最新の自動運転実験車両の公道テストを開始。その車両での体験走行会を11月6~7日、メディア関係者向けに実施した。

日産、国内全工場で生産・出荷を再開---受注は前年8割の水準
日産自動車は11月8日、無資格者の完成検査問題の影響で停止していた国内向けモデルの生産・出荷を国内全6工場で再開したことを明らかにした。

日産 西川社長「リスク影響縮小に取り組む」…検査不正などで通期営業利益を400億円下方修正
日産自動車が11月8日に発表した2018年3月期の第2四半期累計(4~9月期)連結決算は、国内工場での完成検査不正など関する費用計上が影響し、営業利益は前年同期比17%減の2818億円となった。

日産自動車、営業益17.0%減…完成検査問題で通期見通しも下方修正 2017年4-9月期決算
日産自動車は11月8日、2017年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。完成検査問題の影響を考慮し、通期営業利益の見通しを400億円減の6450億円へ下方修正することを明らかにした。

【池原照雄の単眼複眼】検査不正で想い起こした喜一郎氏の黒ずんだ指先
日産自動車とSUBARU(スバル)で明るみに出た無資格者による完成車検査問題は、いつしか不正を埋没させてしまう長年の慣行の恐ろしさを見せつけた。

日産、7日から生産・出荷を再開---追加改善措置の実施を条件に
日産自動車は、無資格者の完成検査問題で国内向けモデルの生産を停止していた日産車体を含む国内の完成車生産拠点6工場で再発防止策を実施して11月1日から11月7日までに、国土交通省の立ち入り検査を受けたと発表した。