
【株価】円高嫌気し日産が7カ月ぶりの1100円台割れ
海外投資家の売りが膨らみ、全体相場は3日続伸。平均株価は約1カ月ぶりに1万0500円台を割り込んだ。自動車株はさえない動きとなった。

日産『タイタン』、順調な出足
日産自動車が初のフルサイズ・ピックアップトラックとして昨年12月半ばから米国市場に投入した『タイタン』が順調なスベリ出しとなっている。実販売日数が少なかった12月は2072台だったが、1月は4035台となり、同月の日産車の大幅増に寄与した。

日産、トヨタが大幅増……1月の米新車販売
米国の自動車各社が発表した1月の新車販売は、前年同月比0.7%減の112万5994台となった。増減率は営業日数を調整して比較しているためマイナスだが、調整前の比較では3.3%の増加と堅調。

【株価】三菱が続伸……支援策報道を好感
三菱自動車工業が前日比6円高の268円と続伸。大手経済紙が「三菱グループとダイムラークライスラーが2000億円規模の増資引き受けを柱とする支援を決めた」と報じたことで、業績の改善を期待する買いが入った。

ニッサン童話と絵本のグランプリ入賞作品決定
日産自動車は財団法人大阪国際児童文学館が主催する「第20回ニッサン童話と絵本のグランプリ」に協賛し、グランプリと入賞作品を発表した。これはアマチュアを対象にした創作童話と絵本のグランプリ。

【株価】ホンダ、四半期好調で反発
高く始まったが、次第に売り優勢となり、全体相場は小反落。円高基調が続く中、自動車株はしっかりした動きとなった。ホンダが、前週末比70円高の4420円と9日ぶりに反発。

【株価】ホンダは連結純利益過去最高も7日続落
ホンダが前日比30円安の4350円と7日続落。2003年10−12月期の連結純利益は過去最高の1510億円(前年同期比31%増)、通期でも4730億円(同11%増)に上方修正したが、買い材料とはならなかった。

ルノー日産グループの世界販売台数4位か?
日産自動車とルノーは、2003年のグローバル販売台数が、前年比4.2%増の535万7315台となり、世界の主要市場のシェアが9.3%になったと発表した。GM、トヨタ、フォードに続いてグループで4位になった可能性が高い。

【株価】マツダは売り上げ増も失望売り
米国株安を嫌気し、全体相場は4続落。自動車株も全面安となった。マツダの2003年4−12月期の連結売上高は前年同期比8%増となったが、通期業績を据え置いたためむしろ失望感が台頭。

日産、第3四半期……世界販売7.7%増と好調
日産自動車が29日発表した2004年3月期の第3四半期業績によると、同期までの4−12月累計世界販売は、前年同期比7.7%増の約218万7000台となった。第3四半期の販売が米国や欧州で好調であり、全体では11.6%増の約72万台と2ケタ増を記録した。