ダイムラー・クライスラーが、NASCARでダッジ(クライスラーのブランド名のひとつ)として参戦しているビル・デイビス・レーシングに対して訴訟を起こすことを明らかにした。その理由とは、チームの少なくとも1人がトヨタのウインド・トンネル・テストに協力した、という。
モナコGP土曜午前のプラクティス中に時速約300km/hという高速からクラッシュし、レースを欠場したB・A・R・ホンダのジェンソン・バトン。F1のキャリアにおいて初めてと言っていい大クラッシュを経験したチームメイトに、ジャック・ビルヌーブが励ましの言葉を贈った。
水曜日、バルセロナのカタルーニャサーキットでニューマシン「MP4-18」の初テストを実施したマクラーレンのキミ・ライコネン。初めてのニューマシンで数ラップ走ったライコネン。オフィシャルタイムは発表されなかったが、非常にいい印象を受けた模様。
モナコを欠場したジェンソン・バトンに代わり、サードドライバーである佐藤琢磨が出場しなかったことについて、疑問の声が上がっているため、琢磨側が急遽声明を発表した。「B・A・Rはジェンソンの決勝レース出場が可能だと予測していたため、琢磨が呼ばれることはなかったのです」
今シーズン、不調に苦しむドライバーの一人であるB・A・R・ホンダのジャック・ビルヌーブ。日曜日に行われたモナコGPでも残り14周というところで、エンジントラブルによりリタイアに終わったことを受けて、ホンダでは今週トラブルの原因を本格的に調査することを決めた。
モナコGP表彰台の1、2位に上ったのはわずか3年目のファン・モントーヤとキミ・ライコネン。この若手の台頭ぶりに気をよくしているのがF1界を牛耳るバーニー・エクレストンだ。昨年のシューマッハの独走で商業的にダメージを受けたため、若手の活躍は大きなイメージアップになると考えているようだ。
モナコGPでファン・モントーヤに1歩及ばず、2位に終わったキミ・ライコネン。マクラーレンのロン・デニス代表は、B・A・R・ホンダのジャック・ビルヌーブがライコネンをブロックしたため、勝利に手が届かなかったとおかんむりの様子。
3連勝で迎えたモナコでまさかの5番スタート。レースで挽回するも3位が精一杯だったミハエル・シューマッハ。レース後敗因についてコメントし、タイヤ・パフォーマンスの差が大きかったと語った。
モナコGPで20年ぶりという勝利を挙げたウィリアムズ・チーム。これまでツキに見放されれ続けたモナコで、厳しい展開を強いられた今シーズンにおける初勝利を勝ち取ったことで、チーム首脳陣はフアン・モントーヤのパフォーマンスを高く評価している。
デビューシーズンだった2001年の9月以来という、待望の2勝目をモナコでマークしたウィリアムズのファン・モントーヤ。皇帝ミハエル・シューマッハの後釜として、2004シーズン終了後のフェラーリ入りに向けて、両者が話し合いに入ったとイタリアのスポーツ紙が報道したのを受けて、モントーヤが「マジで何にもないんだ!」と、コメントした。