1:J. P. モントーヤ(ウィリアムズ/2:K. ライコネン(マクラーレン)/3:M. シューマッハ(フェラーリ)/4:R. シューマッハ(ウィリアムズ)/5:F. アロンソ(ルノー)/6:J. トゥルーリ(ルノー)/7:D. クルサード(マクラーレン)/8:R. バリケロ(フェラーリ)
5月29日、F1第7戦モナコGPの予選1日目がモンテカルロ市街地特設コースで行なわれた。トヨタチームの結果は、オリビエ・パニスが18番手の1分19秒903、クリスチアーノ・ダマッタは19番手の1分20秒374と振るわなかった。予選1日目のトップタイムはフェラーリのM・シューマッハで、1分16秒305をマークしている。
5月29日、F1第7戦モナコGPの予選第1日目、B.A.Rホンダのジェイソン・バトンが3番手のタイムをマーク。前線に続く好調ぶりをアピールした。ジャック・ビルヌーブは路面コンディションが悪く、12番手に留まった。
モナコ公国の市街地で行われる、シーズン中最も華やかなサーキット。オーバーテイクがほぼ不可能に近いことから、予選順位が大きくモノを言うが、今年は予選後の再給油が禁じられているため、各チームがどのような作戦を取ってくるのか、注目される。
米国で、25日開催されたインディアナポリス500マイルレース、通称インディ500で、日本人として最高位となる5位となった高木虎之助選手(Gフォース・トヨタ)が、ルーキー・オブ・ザ・イヤーとして新人賞に選ばれた。
前戦オーストリアで自己最高タイとなる4位フィニッシュを果たし、波に乗るB・A・Rホンダのジェンソン・バトン。次なる目標である表彰台を「そう遠くないだろう」と、ぜひモナコで決めたいと意気込んでいる。
ドイツでの報道によると、元フェラーリのエンジニアが、昨シーズン大成功を収めた「F2002」の強さの秘密をライバルチームに売り込もうとしていたという。フェラーリ側は即座にこの噂を否定したが、スパイ容疑がかけられている技術者はフェラーリ、ルノー、マクラーレンを短い期間で渡り歩いていた模様。
これまで6戦中5リタイアと苦しい状況のオリビエ・パニス。モナコは1996年に彼にとって唯一の優勝を飾った思い出のサーキットだけに、そこに賭ける思いはかなり熱いようだ。
ジャガー・レーシングはR4のエンジンカバーに描かれているジャガーのシンボル「リーピング・キャット」をモナコGPに限り、白ではなくピンクにすることを明らかにした。これは世界的なダイアモンドのトレード会社、シュタインメッツが29日木曜日にカジノ前でシュタインメッツ・ピンク(59.60カラット)とダイアモンドコレクションのお披露目を行うのにちなんで、企画されたもの。
現在3連勝と波に乗るディフェンディング・チャンピオンのシューマッハ。モナコ・マイスターの称号を持つほどモナコを得意としている彼だが、新ルールの元で行われる今年のレースには、若干の不安も感じているよう。「新ルールがモナコでどれほどの影響を及ぼしてくるのかは、正直言って分からない」と語る。