B・A・Rホンダのマシンがフランスの裁判所によって差し押さえられていたことが明らかになった。かつてスポンサーをコーディネイトしたPPGI社のフランス・コルベールが手数料300万ドル(約3億6000万円)が未払いだと主張、マシン等機材の差し押さえ請求を行ったため。
フランスのほぼ中央に位置し、のどかな田園風景に囲まれたマニクールサーキット。今年、大幅な変更が加えられ、全長も4.2kmから4.4kmに延長された。他のサーキットと比較すると、変化に乏しく、特徴がないと言う意見もあるが、1999年にはハインツハラルド・フレンツェン(ジョーダン)が雨のレースを制すなど、印象的なシーンも演出してきた。アデレードヘアピンが注目のオーバーテイクポイントだ。
ドイツでの報道によると、2004年にフェラーリのルーベンス・バリケロがザウバー入りし、元ザウバーで、現在はフェラーリのテストドライバーを務めるフェリペ・マッサが正ドライバーに昇格する可能性が浮上しているという。
明らかに今シーズンから導入された1ラップ予選方式に慣れることができていないクルサードにマクラーレンのマネージング・ディレクターのマーティン・ウィトマーシュがアドバイスを送った。「分析ではなく本能でドライブすることなんだ」
ヨーロッパGPで見事な優勝を飾ったウィリアムズのラルフ・シューマッハが6月30日に28回目の誕生日を迎えた。日曜日にバーニー・エクレストン専属コックのモーターホームで誕生パーティーが開かれ、家族や友人たちが集い、夜遅くまで勝利と誕生日を祝った。
フェラーリのテクニカル・ディレクター、ロス・ブラウンがフアン・モントーヤのオーバーテイクを非難したのに対し、フランク・ウィリアムズ代表が反論した。「フアン・パブロのオーバーテイクは、全てのレースで見られるべき素晴らしいモノだった」
ニュルブルクリンクの43周目にモントーヤがM. シューマッハをパスしようとして接触。シューマッハはグラベルに向かってスピンし、マーシャルの助けによりレースに復帰することができた。表彰台を逃すという痛いアクシデントにもかかわらず、「全くのレーシングアクシデント」と、本人はいたって冷静に受け止めている。
ヨーロッパGP開催中にトヨタのオベ・アンダーソン代表が95%同じドライバーで来季も挑むことを明らかにした。オリビエ・パニス、クリスチアーノ・ダマッタともに2004年までの契約を持っており、アンダーソンはこの契約に不具合は全くないと発言し、現体制を維持していく意向を語った。
6月29日、後半戦の初戦となったニュルブルクリンクでのヨーロッパGP決勝は、2009年までのパートナーシップ延長を発表したばかりのBMWパワーのウィリアムズが1-2フィニッシュを決めた。
1:R. シューマッハ(ウィリアムズ)/2:モントーヤ(ウィリアムズ)/3:バリケロ(フェラーリ)/4:アロンソ(ルノー)/5:M. シューマッハ(フェラーリ)/6:ウェバー(ジャガー)/7:バトン(B・A・Rホンダ)/8:ハイドフェルド(ザウバー)