オーストラリアGPでミハエル・シューマッハが4位に終わり、連続表彰台記録をストップさせてしまったフェラーリ。テクニカルディレクターのロス・ブラウンはレース自体はエンターテインメント性に優れているとの好印象を抱いた一方、フェラーリにとっては不運の連続だったと語る。
「レースが僕らにとっていい方向に行ってくれなかったね。特にセーフティーカーは僕たちがやろうとしていることにマイナスに働いたよ。スタート時にインターミディエイトを選択したタイヤチョイスは誤っていた。予想より早く路面が乾いてしまったからね」
「最初のピットストップでシューマッハのマシンにトラブルが発生していたんだ。その後ミハエルはターン12でコースオフし、マシンにダメージを与えてしまった。それでも彼は上手くドライビングしてくれたよ。マシンは正常なハンドリングではなかったのにね」
「僕たちにとって今日はツイてない一日だったけど、マクラーレンやウィリアムズにとってはいい一日になったね」とブラウンはコメントしていた。