ちょうど20カ月前にCARTレース中に大クラッシュし、両足切断というドライバーにとって致命的な重傷を負った元F1ドライバーのアレックス・ザナルディが奇跡の大復活を遂げ、CARTマシンのコックピットに再び座った。
日産自動車は16日から、本社ギャラリーと銀座ギャラリーで、モータースポーツ展THE RACING SPIRITSを開催する。
ルノーのフェルナンド・アロンソが日曜日、母国で凱旋パレードを実施。母国グランプリで2位表彰台というのは、47年前、アルフォンソ・ポルターゴがシルバーストーンで達成した成績に並ぶ。彼の活躍で国内の注目度も急上昇中のよう。
ジャガー・レーシングは現在契約中のドライバー、マーク・ウェーバーとの契約を2年延長し、2005年終了時までに更新したことを発表した。「これほど早い段階で発表したことは、ジャガーがいかに真剣にF1での地位を築こうとしているかの決意の表れだ」とウェーバー。
3月26日、フォード・ラリー・スポーツは2003年型『フォーカスRS WRC』を発表した。そそりたつリアウィングやいかついフロントバンパーが示唆するように空力特性が改善されるいっぽう、02年型の長所は引き継いだという。デビュー戦となった4月10日−13日の世界ラリー選手権第4戦ニュージーランド・ラリーでデュバルが9位入賞している。
スペインGP開幕直前に、一気に注目を集めたのがアレクサンダー・ブルツ。不振にあえぐジャガーのアントニオ・ピッツォニアの代役として名前が挙がっていたが、結局はマクラーレンに残留することで決着した模様。
トヨタの首脳陣が見守るスペインGPで6位に入賞し、トヨタに今シーズン初となる3ポイントをもたらしたクリスチアーノ・ダマッタがその喜びを語った。「バルセロナで初ポイントを獲得できて最高だよ。このレベルまで持ってくるために頑張ってくれたチームの全員にとって素晴らしいご褒美になった」
スペインGPで8位入賞、1ポイントを獲得し、解雇の噂を自ら結果を出すことで払拭したジョーダンのラルフ・ファーマン。シートを失いかねないとの焦りが今回はいい方向に働いたようだ。「あの記事によって、チームが結果を出さなければならないというプレッシャーの下にあることがラルフにもよく分かっただろう」と、エディ・ジョーダン代表。
今シーズン不振が続くウィリアムズがエンジン・サプライヤーのBMWからかなりのプレッシャーを掛けられていることが明らかになった。イギリスの新聞によると、BMW側はパフォーマンスが向上しないなら契約を打ち切ると迫っているという。しかし、ウィリアムズとの契約が終了する2004年以降も、協力体制を続けていくことで合意している両者。
スペインGPでニューマシン「F2003-GA」を投入し、見事優勝。マクラーレンとの差を一気に縮めることに成功したフェラーリ。ルノーのアロンソという新勢力も台頭してきているが、トッド代表はライバルはマクラーレンの2台だと明言する。「まもなくデビューする彼らのニューマシンがどのサーキットでも強力であることはすでに分かっている」