先週金曜日、佐藤琢磨がB・A・Rホンダのリザーブ・ドライバーとしての初テストを実施した。3カ月ぶりとなるドライビングだが、開発に従事するシーズンに備えて万全のコンディションで臨んだ琢磨。午後にはギアボックスにトラブルが発生し、セッションが一時中断されたものの、計44ラップを走行し、ニューマシン「B・A・R005」の開発作業を行った。
バーニー・エクレストンが財政危機に立たされているジョーダンとミナルディの2チームに2000万ポンド(約38億円)の援助金を支払うことを明言した。エクレストンは残り8チームと協議をした上で、これ以上参加チームが減少することがないようテレビ放映料などから援助金を捻出することで合意したという。
増岡のパリダカ2勝はバタネン、ラルティーグ、シュレッサーに次いで25年のパリダカ史上4人目、日本人初。また三菱自動車の総合優勝は1983年の初参戦以来、8度目。
ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリダカ)は19日、大会最終レグの第17レグ、エジプトのシャルムエルシェイク周回ステージを走行してゴールした。三菱『パジェロ・エボリューション』に乗る「チームENEOS三菱ラリーアート」の増岡浩が大会2連覇。
ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリダカ)は16日、第14レグのダハラ−ルクソール間702km(うちSS=競技区間274km)を行い、総合で三菱がトップ5を独占している。首位はステファン・ペテランセル、2位増岡浩のパジェロエボリューション・コンビ。最終ゴールは19日の予定。
パナソニック・トヨタ・レーシングはバルセロナで実施していた初合同テストを無事に終了させた。最終日となった木曜はチームのエース、オリビエ・パニスがニューマシン「TF103」で48ラップを走行。クリスチアーノ・ダマッタは「TF102B」で集中的なテストを行い、3日間で計900km以上を走破するなど、充実したテストとなった模様。