昨2002年、デビューシーズンをチームと共に戦ったアラン・マクニッシュが、新加入のクリスチャーノ・ダマッタに厳しいアドバイスを送っている。マクニッシュによるとF1は“鮫がうようよしている巨大プール”のようで、タフなシーズンを覚悟しておいたほうがいいという。
8日、パナソニック・トヨタ・レーシングは、ホーム・サーキットである南仏のポール・リカールにおいて、全世界から集まったジャーナリスト400人以上に向け、2003年のF1参戦体制を発表した。F1参戦2年目を担う新型マシン「TF103」も披露された。
テレフォニカ・ダカール2003(通称パリダカラリー)は7日、エルボルマ−ガダメス間の第6レグ278km(うち競技区間=SS228km)を走行、総合トップはステファン・ペテランセル(三菱)。2位増岡との差は49秒だ。3位はグレゴアール・ドメビウス(BMW)、篠塚建次郎(日産)は4位。
今シーズンからザウバーに復帰することになったフレンツェン。元ボスであるフランク・ウィリアムズ代表がフレンツェンについて語った。「繊細なキャラクターを持っているため、この仕事にはハードさが足りない」
今月中にも2004年以降のF1活動についての発表をするとみられているBMW。モータースポーツ部長を務めるゲルハルト・ベルガーは2003年9月で自身の契約が切れるとあって、BMWの発表の内容は気にかかるところだ。
「テレフォニカ・ダカール2003」は6日、トズールからエルボルマ間494km(うちSS285km)を走行、篠塚建次郎(日産)が総合11位から同3位へとアップした。増岡浩(三菱)はこの日の最高タイムをマーク、総合でペテランセル(三菱)を逆転、首位に立った。
「テレフォニカ・ダカール2003」は5日、アフリカに上陸。チュニスからトズールまで第4レグ463kmを走った。アフリカ最初のSS(競走区間)はわずか25km、丘陵と松林を抜ける狭くカーブが多い道で、ラストはほこりっぽい低地の高速コースだった。ペテランセル(三菱)がトップタイムをマーク、総合首位をキープしている。
今シーズンは7度もポールポジションを獲得しながら未勝利に終わったウィリアムズBMWのファン・モントーヤ。2001年のイタリアGPで初勝利を上げて以来、表彰台のてっぺんからは遠ざかっているモントーヤが、ニューシーズンへの意気込みを語った。