開幕から早くも2戦が終了し、予想外の展開となっている2003シーズン。新レギュレーションの効果かどうかについては論の分かれるところだが、トヨタのベテラン、オリビエ・パニスは1ラップ方式となった予選を高く評価していると語る。
開幕戦で新システムHANSが原因と見られるクラッシュを起こし、マレーシアではその装着を拒否したフェラーリのルーベンス・バリケロ。しかしFIAからHANS装着が義務であることが強調されたため、バルセロナで積極的にテストを行った結果、ブラジルでの使用は問題ないようだ。
自動車情報インターネットサイト「AUTO AXEL」が「PaSaTa」サービスを用いて、動画番組「theRALLY.tv」をサイト上で無料配信(掲載)している。スバル『インプレッサ』、プジョー『206』、シトロエン『クサラ』などが登場する世界ラリー選手権=WRC、その魅力的なパフォーマンスや、幻の特別映像を配信する。
フォルクスワーゲングループジャパンは今年から『ルポGTI』をベースとしたワンメイクレース“ルポ GTI カップ”シリーズを開催する。レースは「自動車登録番号標付車両によるレース開催規定」に基づいたJAF公認競技。ベース車両はアルミ製のボンネットやドアを採用して軽量化が図られた「ルポGTI」(1.6リットルDOHCエンジン、6MT、左ハンドル)を使用。
全日本GT選手権=JGTCの2003年シーズンが岡山県TIサーキット英田で幕を開けた。好天に恵まれ、5万5000人の観客の前でチェッカードフラッグを受けたのはV8搭載のトヨタ/エッソ・ウルトラ・フロー『スープラ』1号車(エッソ・トヨタ・チーム・ルマン、脇坂寿一/飯田章組)。
史上最年少のポールシッターとなり、一躍注目の的となったルノーのフェルナンド・アロンソ。ルノーのパトリック・フォール代表は若きスペイン人ドライバーの才能を高く評価。伝説のドライバー、アイルトン・セナに匹敵すると絶賛した。
F1マレーシアGPで初勝利を挙げたマクラーレンのキミ・ライコネンについて元F1ドライバーのジャン・アレジがコメントした。「彼は現時点での最速ドライバーだと思うよ。若いドライバーが才能を開花させ、勝利することはF1にとっても良いことだ」とアレジ。
第2戦マレーシアGPで初完走を果たしたトヨタのクリスチアーノ・ダマッタ。ヨーロッパに戻ったダマッタはバルセロナでのテストに参加。母国グランプリとなる次戦ブラジルGPへの準備を入念に行った。
開幕以来2戦連続の表彰台落ちで、ミハエル・シューマッハが当初より早い引退を決意する可能性が囁かれている。マレーシアGPでトゥルーリに追突して以来、厳しい評価を受けているので、シューマッハがF1に嫌気を感じ引退するのではとの見方が浮上してきた。
昨年、10年ぶりのフルモデルチェンジを受けた日産『マーチ』によるワンメークレース「マーチカップ」が、29日、岡山県「TIサーキット英田(あいだ)」で開幕する。決勝レースは30日。