2001年シーズン途中にジョーダンから解雇されたハインツハラルド・フレンツェンが、このたびチームと無事和解したことを明らかにした。フレンツェンのマネージャー、モンティ・フィールド氏は10日に「我々は合意に達した」との短い声明を発表した。
01年8月、母国ドイツGPの直前にファックス1枚で解雇を通達されたフレンツェン側は、解雇は不当であると主張していた。エディ・ジョーダン代表はフレンツェンについて「優れたドライバーであると同時に素晴らしい人間性を持っている。彼はチームにこれまでのベストリザルトをもたらしてくれた。友好的な形で合意に達することができて非常に喜んでいる」とコメント。
99年にはジョーダンで2勝を上げ、チャンピオンシップ3位に入ったフレンツェン。次はアロウズに対し報酬未払いの件で裁判をおこす構えだ。