第2戦マレーシア、第3戦ブラジルへの準備としてスペイン、へレスでテストを実施していたパナソニック・トヨタ・レーシングが4日間の全日程を終了した。クリスチアーノ・ダマッタ、オリビエ・パニスが交代でテストに当たった。雨が降る可能性が高いサーキットに配慮して最終日には人工的にウェット状態を作り出してテストを実施。貴重なデータを収集した。
開幕戦で10位完走と期待通りの結果には届かなかったB・A・Rホンダのジェンソン・バトン。しかしデイビッド・リチャーズ代表は彼のパフォーマンスに心から満足しているという。
フェラーリがミハエル・シューマッハに対し年棒38億円で契約延長をオファーしたとの報道があった。年間16戦として1戦あたりのギャラは2億3700万円だ。先日のオーストラリアでシューマッハのタイム(4位)は1時間34分51秒606なので、毎秒4万1600円のサラリーとなる。
開幕戦でダークホースながら勝利を手にしたマクラーレンのデイビッド・クルサード。2位に入ったフアン・モントーヤが、「彼はラッキーだったため」とコメントするなど、彼の実力には批判的な意見も多い中、1996年ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルはチャンピオンの可能性があると太鼓判を押す。
未来のチャンピオン候補と見られていたジャンカルロ・フィジケラ(ジョーダン)も今年30歳。速さには定評がありながら、未だに勝利に恵まれず、チャンピオンシップ争いにも参加できないフィジケラは、2003年以降の浮上を狙いマネージャーの交代を決断した。
ホンダ青山ビル1階の多目的パブリックスペース「ホンダウエルカムプラザ青山」では3月18日(火)に、くるまフォーラム「佐藤琢磨が語る2003年のF1」を開催する。
2004年でミハエル・シューマッハとの契約が終了するフェラーリが契約延長のオファー申し出ていることが明らかになった。マネージャーを務めるウィリー・ウェーバーは、「2004年以降に関するオファーをフェラーリからもらっている。ミハエルがそのことについて話し合う気になったら、僕に教えてくれることになっている」とコメント。
ムジェッロでニューマシン「F2003-GA」のテストを実施していたフェラーリだが、11日、テストドライバーのルカ・バドエルが病院で診察を受けるほどの大クラッシュを起こし、関係者をヒヤッとさせた。
オーストラリアGPでフェラーリのミハエル・シューマッハと激しいバトルを展開したマクラーレンのキミ・ライコネン。サイドbyサイドの末に1コーナーでシューマッハを押さえ込むことに成功したライコネンが、王者との戦いを「彼とはクリーンなレースで戦えた」と語った。
2003年オープニングレースで連続表彰台記録を53でストップさせたフェラーリ。批判の的にさらされているミハエル・シューマッハが「もちろん僕らの望んだ結果ではなかった。だとしてもそんなに悪かったとは思わない」と反論した。