新型マシンに対するドライバーの期待は非常に大きいようだ。3日に行われた記者会見の席上、オリビエ・パニスは「非常に潜在能力の高いマシンだ」と絶賛。開幕戦からポイント圏内を目指せるマシンであるということを強調した。
今年フェラーリで8年目のシーズン開幕を間近に控え、6度目のワールドチャンピオン獲得が確実視されているミハエル・シューマッハ。しかし本人はライバルたちの実力を冷静に分析し、昨シーズンのような楽な展開は期待していないという。
2日にゴールしたWRC=世界ラリー選手権第3戦トルコラリーはシトロエン「クサラWRC」に乗るカルロス・サインツ/マルク・マルティ組が優勝した。トルコがWRCカレンダーに載ったのは初めて、また今季初めてのグラベル戦でもあった。
3日に行われた記者発表会の席上、B・A・R(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)のテクニカルディレクター、ジェフ・ウィリスは「エンジンの小型軽量化、さらなる低重心化がマシンの戦闘力を向上させた」と、新マシンの特長を詳細に説明した。
F1に参戦している世界的な自動車メーカーで組織され、2008年からF1のライバルシリーズを設立することを目指しているGPWC。ルノーのパトリック・フォール代表はバーニー・エクレストンの代わりとなるような人材を現在捜しているという。
今シーズン、注目を集めそうなのがB・A・Rホンダのチームメイト同士の熱い戦い。その争いを楽しみにしているのが、ウィリアムズのサー・フランク・ウィリアムズ代表。「今年は両者にとって厳しいシーズンとなるだろう」と。2人の争いについてコメントした。
トヨタF1=パナソニック・トヨタ・レーシングは3日、東京・臨海新都心のメガウェブで会見を開き、改めて今年のチーム体制を発表した。TMGのオベ・アンダーソン副会長は「我々に2年目のジンクスはない。ポイント圏内を目指すのみ」と力強く語った。
ホンダは3日、都内で2003年F1(フォーミュラワン)世界選手権への参戦体制についての記者会見を行った。エンジン供給先をB・A・R(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)に絞る今シーズンは、同チームへのスポンサーシップも決定し、体制を強化して表彰台を目指す。
トヨタF1=パナソニック・トヨタ・レーシングの今季からの新スポンサーにKDDIが決まり、3日、都内で開いた同チーム記者会見の席上、オベ・アンダーソン代表(TMG副会長)が明らかにした。タイトルスポンサーの松下電器産業を除くと17社目のスポンサーとなる。
2日、IRLインディカー・シリーズの開幕戦「トヨタ・インディ300」の決勝レースが、フロリダ州マイアミ郊外のホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催された。ディクソンが優勝、ドフェランとカストロネベスが2-3位に続き、トヨタ勢は開幕戦の表彰台を独占。