先週、来季に向けて多くの改革案が可決されたF1界だが、バーニー・エクレストンはF1が退屈になった責任はフェラーリにあると非難している。「最大の問題点は、見ている側が勝負がすでについていると感じていることだ」と。
「フェラーリが勝利を独占していることについては、受け入れられている。みんなが気に入らないのは2人のドライバーのうちどちらが勝つのかが決まっている点なんだ。もし毎回ミハエルとルーベンスの間に、真剣勝負があれば、F1が退屈なんて誰も言わないだろう」とエクレストンはいう。
1988年にマクラーレン・ホンダが16戦15勝と勝利を独占したシーズンがあったが、当時はアイルトン・セナとアラン・プロストがチームメイト同士で激しい争いを繰り広げていた。FIAの定めた新ルールでは、今シーズンのオーストリアGPでフェラーリが見せたようなあからさまなチームオーダーは禁止されたものの、チーム内で密かに発令される可能性は充分にある。
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