ジャガー・レーシングが2003シーズンのドライバーを発表し、残留の道が断たれたエディ・アーバイン。現役最年長となったアーバインにとって、現役続行の唯一のチャンスは、事実上ジョーダンのシートだけとなった。
「どうやら僕にとって残された場所は新生ジョーダン・フォードだけのようだね。今のところそれ以上話すことはないよ。ニキ(・ラウダ)は僕に常に金がないと言い続けてきた。僕のキャリアにおいて現段階ではお金は問題じゃない。だから、ただオファーをしてくれと頼んだんだ。『金はいらないから、いいマシンをくれると約束してくれ』と。でも残念ながらニキからオファーは来なかった」とアーバインは語る。
噂によると、ジョーダンのメインスポンサーであるベンソン・アンド・ヘッジズはアーバインの加入を要望していると言われているが、チーム側はフィジケラ&佐藤のラインアップで戦う意向を示し始めており、最終的には持ち込めるスポンサーの大きさがモノをいうことになりそうだ。